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目指せ大企業!ボードゲーム「ナショナルエコノミー」レビュー

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時代は国民経済が発達した20世紀。あなたにも事業家としてのチャンスがめぐってきました。プレイヤーは人を雇用し、仕事をさせ、成果物を出し、給料を払います。目指すは国民的大企業です。巨大な産業と富を築き、歴史に名を残しましょう。

基本情報

プレイ人数:1人~4人

プレイ時間:30分~1時間

対象年齢:12歳以上

ゲームデザイナー:スパ帝国

「ナショナルエコノミー」はどんなゲーム?

「ナショナルエコノミー」は経済の要素をリアルに組み込んだワーカープレイスメントゲームです。ワーカープレイスメントゲームとは、労働者を特定の場所に置き、利益を生み出していくゲームです。ワーカープレイスメントゲームは基本的に長めのプレイ時間となっていますが、この「ナショナルエコノミー」はカードのみを使った短めのゲームですので、初めての方でも安心して遊ぶ事ができます。

ゲームの遊び方

ゲームの準備

  1. プレイヤーごとに色を決め、色に合った労働者カードを2枚各プレイヤーに配ります。
  2. プレイヤー人数に応じて定められた初期公共職場カードを場の中央に置きます。
  3. 初期公共場職場カードに隣にラウンドカードの山札と建物カードの山札を置いておきます。
  4. 消費財カードの山を中央の脇に置いておきます。
  5. お金、未払い賃金、残りの労働者をまとめて置いておきます。この場所をサプライと呼びます。
  6. スタートプレイヤーを適当な方法で決めます。
  7. 各プレイヤーにプレイヤー人数に応じたお金を配ります。
  8. 各プレイヤーは建物カードの山札から3枚引き、手札に加えます。

ゲームの流れ

  1. スタートプレイヤーが労働者カードを1枚場の職場カードの上に乗せます。そしてその職場カードの機能を使用します。
  2. 時計回りでスタートプレイヤーと同じように労働者カードを1枚、場の職場カードに乗せていきます。
  3. プレイヤー全員が労働者カードをすべて使い切ったらそのラウンドは終了となります。
  4. ラウンド終了後、プレイヤーは労働者にお金を家計へ支払わなければなりません。払うお金が手元にない場合は、自身が所有している建物を売却しなければなりません。それでも払えない場合は未払いカードを受け取ります。労働者に支払う賃金はラウンドカードに記載されています。
  5. ラウンドカードを山札からめくり、配置します。後は1に戻ってゲームを続けます。9ラウンドでゲームは終了となります。

サプライと家計について

・サプライ

サプライはゲーム外のお金が置かれている場所になります。これは、ラウンド終了時に建物を売ってお金を得た場合にのみに使用する事ができます。

・家計

ゲーム内で流通する共有のお金の置き場です。ここでは労働者に支払った賃金が置かれることになります。

建物を建てる場合

「建物を建てる」というテキストが記載された職場カードの機能を使った場合、自分の手札にある建物カードを建設することができます。建設した建物はそのプレイヤーの所有物となり、本人だけが使用する事ができます。建設した建物はゲーム終了時に、資産価値分の得点となります。建物を建設する場合は、建物カードに記載されたコストの分のカードを捨てなければなりません。コストはカードの左上の数字です。

労働者カードについて

労働者カードはゲーム始めに2枚配られます。労働者カードは学校などの職場の機能によって増やす事ができます。(当然支払う賃金の総量も増えます)

労働者は最大5人まで雇うことができます。つまり、労働者カードは最大5枚もつことが可能です。

新たに労働者を雇用した場合は、すぐに働かすことはできません。まずは裏向きにして手元に置き、研修中となります。研修中は賃金は発生しますが、仕事をすることはできません。次のラウンドで研修が終わり、仕事をすることができます。

ゲームの終了

9ラウンドが終了したら、得点の計算を行います。

自分の手元にある建物カードの資産価値をそのまま得点に加算します。資産価値はカードの下側に書かれてある数字です。

自分の所有する建物のテキストに記載されている機能に「終了時」と書かれたものの機能の処理を終了させます。

所持金$1につき、1点を加算します。

未払い賃金につき、3点を減点します。

以上すべてを計算し、合計で1番得点が高いプレイヤーが勝者となります。

感想:簡単でリアルなワーカープレイスメントゲーム

ワーカープレイスメントのボードゲームは基本的に重量系で時間がかかるものが多いのですが、この「ナショナルエコノミー」はコンパクトでルールも簡単なワーカープレイスメントゲームでした。

何よりも感嘆したのが、その絶妙なゲームバランスとリアルさです。

労働者に賃金を払わなければならないのですが、闇雲に労働者を増やしても赤字が毎ラウンドかさむだけなので思ったようにガンガン建物を建設し、拡大を狙うことができません。この労働者に賃金を払うというのは、他のゲームでは中々見られない斬新なゲームシステムです。さらにそのお金が流通して、最終的にプレイヤーに還元していくというのは経済的でとても面白いです。そういった要素がゲームのクオリティをあげていると思います。

最初は現状維持に必死でうまく拡大させることが難しいと思います。そこがまた経営シュミレーションゲームをやっているようでリアルです。こういうのが好きな人はとことんはまれるボードゲームなのではないでしょうか。

まとめ

「ナショナルエコノミー」は簡単ながらも経済の要素を斬新なゲームシステムに組み込んだ面白いボードゲームです。箱がコンパクトなので持ち運びやすいですし、ワーカープレイスメントゲーム初心者でも気楽に遊べる優れたゲームだと思います。

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