ボードゲームの中でも手軽に持ち運んで遊べるのが、カードゲーム系のゲームです。単純だが奥の深いゲームから、戦略的なもの。あるいは、ちょっと変わった遊び方をするカードゲームもあります。今回は、ボードゲームの中でも手軽にできるカードゲーム10選を紹介します。
ランキング
10位 キャプテン・リノ
プレイ人数:2人~5人
プレイ時間約10分
このゲームはカードを使って遊ぶゲームですが、ジェンガのように折り曲げたカードやコマをどんどん上に積み重ねていくゲームです。他のカードゲームとは違った遊び方が特徴の斬新なカードゲームです。
ルール自体もとてもシンプルで、配られたカードの通りにカードを積み重ねていきます。崩してしまったら、その時点で一番持ち札が少ない人の勝利となります。しかし、すべてのカードを使い切ってカードのタワーを作り上げたら、全員の勝利でもあるので、協力型のゲームでもあります。
また、このゲームは巨大版も存在します。その巨大版は普通の男性の身長分くらいのタワーが出来上るので非常にインパクトがでかいです。
9位 キャット&チョコレート
プレイ人数:3人~6人
プレイ時間約:20分
このゲームはカードのみを使用して遊ぶゲームですが、会話の要素があります。あまり勝ち負けが関係ないファミリーやパーティ向けのゲームです。
ゲームの内容は指定されたカードの枚数で、自分の手札のカードから物語を作って他のプレイヤーに評価してもらうという内容です。
物語を構成する要素となるカードは、多種多様で日常的なものもあれば、そうでないものもあります。手札のカードがうまくかみ合わないことがあり、意味不明な物語になってしまうことが多くあります。中にはとても笑える内容であったり、びっくりするくらいうまい物語を創るプレイヤーもいたりします。
みんなでワイワイ楽しくゲームをしたい時にオススメなカードゲームです。
8位 お邪魔者
プレイ人数:3人~10人(推奨プレイ人数:6人~10人)
プレイ時間:約30分
カードで道をつなげて金塊を掘り当てていくプレイヤーと、それらを邪魔するプレイヤーで分かれて遊ぶゲームです。
このゲームの面白いところは金塊を掘り当てるプレイヤーと、邪魔するプレイヤーがゲーム中では分からないところです。役割を見分けるには相手がどのようなプレイをしているのかしか材料がありません。よって、金塊を探しているプレイヤーだと思ったら、邪魔者だった場合もあります。
協力することも、嘘をつく要素も絡んでくるので他のカードゲームとは一味違います。拡張セットもありますので、遊ぶ幅もとても広いです。
個別レビュー記事もありますのでよかったらこちらもご覧ください↓
7位 ドミニオン
プレイ人数:2人~4人(拡張セット使用で最大6人)
プレイ時間:約30分
カードを使ったゲームでは非常に名作と言われているゲームです。
自分の山札(デッキ)を構築していき、その中で勝利点をどれだけ集められるかといったゲームとなります。ルール自体は難しいところはありませんが、カードの能力は把握しておかなければなりません。
カードの種類が他のカードゲームよりも多く、幅広い戦略を考えることができるゲームです。他のプレイヤーより早く、効率的に勝利点を稼いでいくにはどうすればいいのか。相手との競合はどうするかなど、非常に奥深いゲームです。はまる人はとことんはまるゲームだと思います。
拡張セットで遊ぶ幅がさらに広くすることもできるし、プレイ人数も増やす事ができます。
6位 ニムト
プレイ人数:2人~10人
プレイ時間約30分
数字を使ったカードゲームです。
数字が書かれたカード4列を並べていき、その列の5枚目にカードを置いてしまったプレイヤーがその並べられたカードの失点となります。この失点が一番多い人が敗者です。
数字のカードの出し方は各プレイヤー一斉に場に出し、一番小さい数字の人から場の列に並べていきます。並べる場所は自分の数字より小さく、なおかつ一番近い数字です。
最初はとんとんと進んでいきますが、列の五枚目近くになると非常に頭を使うことになります。最初はどの数字を出していけばいいのか分からないかもしれませんが、遊べば遊ぶほどゲームのコツが理解できるので、奥が深い戦略的なゲームとなります。
20年以上前から遊ばれている、名作カードゲームです。
5位 犯人は踊る
プレイ人数:3人~8人
プレイ時間:20分以内
今夜発生した事件の犯人をカードゲームで見つける推理要素が絡んだカードゲームです。
まるでトランプのババ抜きのようなゲームですが、色々な工夫があって面白いです。ルール自体もとても簡単で、扱うカードも普通のトランプよりも少ないという手軽さに驚きます。
犯人カードを持っている人を探偵で探し当てるのが基本なのですが、その犯人はプレイヤーの間をめぐるましく移動していくので、まさしくタイトル通りに犯人が踊っているかのように犯人が移動していきます。
イラストも可愛く、馴染みやすいところもポイントです。
個別レビュー記事もありますのでよかったらこちらもご覧ください↓
4位 コロレット
プレイ人数:3-5人
プレイ時間:約30分
麻雀のように同じ色のカードを集めて勝利点を獲得していくカードゲームです。同じ色が3枚になると勝利点となり、それ以上はマイナスとなってしまいます。
狙ったカードが取れたり取れなかったりとジレンマ要素が強いゲームです。山札から場にカードを出していきますが、3枚場にそろったものは全員が狙うので、それ以外の方法で3枚を獲得していく方法が必要です。それゆえに、常に他のプレイヤーがどの色を狙っているのかを考えていくことも必要となるでしょう。
見た目がカラフルで綺麗なのと、手軽に持ち運びができるのでカードゲーム初心者にもオススメのカードゲームです。
3位 ハゲタカのえじき
プレイ人数:2人~6人
プレイ時間:10分
数字を使って遊ぶ戦略的なカードゲームです。
ルールはとてもシンプルなのですが、何回か遊ぶと非常に戦略性が高いゲームだとわかります。1~15までの数字のカードを1枚づつ出し合っていき、数字の一番高い人が勝利点を獲得できます。気をつけなければならないのが、出したカードが他のプレイヤーと同じ数字だった場合です。これだと、だぶった2つの高い数字では勝利点を得られず、その次に高い数字を出したプレイヤーが勝利点を手にします。
ゲームはこのことを考慮して戦略的に考えなければいけません。持っている数字のカードの種類と枚数は全プレイヤー一緒だからです。
どの勝利点を確実に取るかを考え、出す数字カードを選択しなければならないという、一筋縄ではいかないカードゲームです。
個別レビュー記事もありますのでよかったらこちらもご覧ください↓
2位 ラブレター
プレイ人数:2人~4人くらいまで
プレイ時間:約5分~10分
先に3回勝利したプレイヤーが勝利という、対戦カードゲームです。1回ゲームをすればルールはほぼ覚えられるほどのシンプルさでありながらも、実際に遊んでみるととても盛り上がる楽しいゲームです。
ゲーム自体は運要素が強い感じは否めませんが、そこが毎回予想のつかないゲーム展開となってくるので、すぐに飽きるということはありません。むしろ理不尽な負け方をすると、意地でももう1回ゲームをやりたくなるようなことになります。
ゲームのテンポも非常に早いので、暇なときでも手っ取り早く遊ぶ事ができます。
個別レビュー記事もありますのでよかったらこちらもご覧ください↓
1位 ごきぶりポーカー
プレイ人数:2人~6人
プレイ時間:15分~20分
ごきぶりポーカーはトランプと同じように手軽に持ち運べて遊べるカードゲームです。
ルールは非常に簡単で、相手に生き物の描かれているカードを生き物の名前を宣言して渡します。そして、相手はそのカードが嘘か本当か答えます。
生き物のカードを使って、相手の言っていることが嘘か本当かを見抜くはったりの要素を用いたカードゲームです。シンプルですが、実際に遊んでみるとすごく熱中してしまいます。最初はワイワイ楽しくゲームをプレイしますが、終盤になってくるとみんな本気になってくるようなゲームです。
簡単なので思わず何度も遊びたくなってしまうゲームです。
個別レビュー記事もありますのでよかったらこちらもご覧ください↓
まとめ
いかがでしたでしょうか?カードゲームは持ち運び安いので旅行先でも手軽に遊ぶ事ができます。手軽なだけでなく、戦略性が高いカードゲームや嘘やはったり要素が強いゲームなど様々なゲームがありますので、ぜひ遊んでみてください。