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「しりとり」をより面白くしたボードゲーム!「ワードバスケット」レビュー

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「しりとり」は日本人なら誰でも知っているゲームだと思います。

今回ご紹介する「ワードバスケット」は、そんな「しりとり」を題材にし、工夫を加えたボードゲームです。普通の「しりとり」よりも、よりボキャブラリーやスピード感が重要となっています。

「しりとり」という誰でも知っているゲームを題材にしているので、非常に遊びやすいゲームです。しかし、思っていたよりも頭を悩ますゲームかもしれません。ぜひ挑戦してみて下さい。

基本情報

プレイ人数:2人〜8人

プレイ時間:約10分

対象年齢:10歳以上

ゲームデザイナー:小林俊雄

「ワードバスケット」はどんなゲーム?

「ワードバスケット」は「しりとり」を題材にし、カードを使用したボードゲームです。

誰もが知っている「しりとり」を簡単なボードゲームへと変化させたかのようなゲームとなっております。ルール自体は普通の「しりとり」をベースにしているので、非常にわかりやすいです。

そのため、小さなお子さんでも十分に楽しめるゲーム内容となっています。みんなでワイワイ遊ぶような感じのゲームなので、気軽に楽しめるゲームです。

ゲームの遊び方

ゲームの準備

  • 中央にカードが入っていたゲームの箱を設置する。これをバスケットと呼びます。
  • 合計60枚のカードをよくシャッフルして、各プレイヤーに5枚ずつ配ります。
  • 残りのカードを山札として裏向きのままバスケットの隣に置きます。

以上でゲームの準備は終了です。

ゲームの流れ

誰かが山札の一番上のカードを引いて、バスケットの中に入れてください。

以降はプレイヤー間で手番などはなく、早いもの勝ちのしりとり勝負となります。

以降の流れについて解説していきますね。

①手札のカードを出す

各プレイヤーは、バスケットの中にあるカードの文字で始まり、自分の持っているカードの文字で終わる単語を考えて下さい。

単語を思いついたプレイヤーは、単語を大きな声で言い、対応する自分のカードをバスケットの中に入れます。

例:バスケットの中に「た」の文字カードがあり、自分の手札に「こ」のカードがあるとします。この場合、「たいこ」と言って、手札の「こ」のカードをバスケットの中に入れることができます。また、「い」のカードが自分の手札にある場合、「たらい」と言って、「い」のカードをバスケットの中にいれることも可能です。これがしりとりの要素になりますね。

②新たな場のカード

①「手札のカードを出す」でバスケットに入れられたカードが、次の場のカードになります。
各プレイヤーは同じように、バスケットの中の「場のカード」で始まり、自分の手札のカードで終わる単語を考えていくのです。

■しりとりのルールについて

「しりとり」のルールについては、みんなが知っている普通の「しりとり」で十分です。「みょ」などは2文字としてカウントする、名詞のみに限定する、などくらいを事前に合わせておけばいいレベルかなと思います。

地方ルール的なものもあると思いますので、ゲーム参加者と一緒に常識で判断するのがよいでしょう。

特殊カードについて

「ワイルドナンバーカード」

・「ワイルドナンバーカード5」

場のカードの文字で始まり、丁度5文字の単語なら何でも出すことが可能です。

・「ワイルドナンバーカード6」

「ワイルドナンバーカード5」と同じように、丁度6文字の単語なら何でも出すことが可能です。

「ワイルドナンバーカード7+」

場のカードの文字で始まり、7文字以上の単語なら何でも出せます。

「ワイルドラインカード」

カードに記載されている、行のどの文字としても使用できます。

例:場のカードが「さ」だった場合、か行の「ワイルドラインカード」を出して、「さいこ」と宣言して出すことができます。(「こ」がか行」)のため。

■「リセット」と「ペナルティ」について

・「リセット」

どうしても単語が思いつけない場合、プレイヤーは「リセット」を使うことができます。

「リセット」は、持っている手札のカードを全て一つにして、バスケットの中に表向きで入れます。(この時、表にする順番は好きな順でOKです。しかし、ワイルドナンバーカードは一番上にしないで下さい。)

その後、山札から捨てたカードの枚数+1枚を引いて、新たな手札として下さい。

・「ペナルティ」

しりとりのルールに違反している単語やカードを出した場合、他のプレイヤーが指摘することができます。

指摘されたプレイヤーは、そのカードを手札に戻し、さらにペナルティとして山札からカードを1枚引いて手札に加えてください。指摘がなければ、そのままゲームを続けて構いません

ゲームの終了

手札が残り1枚となったプレイヤーは、必ず「リーチ」と宣言して下さい。

「リーチ」の宣言を忘れたプレイヤーは、ペナルティとして山札からカードを1枚引いて手札にしましょう。

最後のカードを使う時は、単語の文字数が4文字以上で宣言しなくてはいけません。以上のルールで、最初に手札のカードを全て使い切ったプレイヤーが勝者となります。

特殊な場合について

・山札が無くなった場合

→バスケット中の、一番上のカード以外を回収して新しい山札を作り直して下さい。これで一番上のカードが場のカードとなって、ゲームを再開します。

・複数のプレイヤーが同時にカードをバスケットに入れた時

→入れられたカードの内、一番下のカード(最初に入れられたカード)のみが有効です。この時入れられたカードは、元の持ち主の手札に戻してください。この時ペナルティはありません。

・「ワイルドカード」がプレイの最初に出た場合

「ワイルドラインカード」の場合

その行のどれかが最初の文字とみなします。

例えば、か行のワイルドラインカードの場合、「か、き、く、け、こ」のいずれかが最初の文字になり、手札のどれかの文字で終わる単語ならカードを出すことが可能です。

・「ワイルドナンバーカード」の場合

もう1枚カードをめくり、ゲームをスタートさせて下さい。

・ワイルドラインカードがリセットで場のカードになった場合

その行のどれかが最初の文字としてみなします。*「ワイルドカード」がプレイの最初に出た場合の項目を参照にして下さい。

感想:簡単だと思ったら意外と苦戦するしりとり!

「ワードバスケット」は「しりとり」を題材としたボードゲームです。

最初は「簡単そうだな。面白いのかな?」と半信半疑だったのですが、これが意外なほど熱中しやすいゲームでした。

実際に遊んでみると、意外と言葉が出てこなくて苦戦します。(筆者のボキャブラリーが足りないだけかもしれませんが・・・)単語の頭と終わりが限定されるので、中々言葉が出てきませんでした。

悶々と考えて閃いた時は気分爽快ですが、中々出てこないと非常に悔しい思いをします。だからついついムキになって熱中してしまうんですよね。個人的にですが、このもどかしい感じがボードゲームっぽい気がします。

ゲーム要素もきちんと含まれている点もグッドです。ワイルドカードなどがゲーム自体をより盛り上げるものにしています。これを使用するのも、また少し難しいのですが(笑)

ルール自体はすごく簡単で、一回遊んだらほとんどの人が覚えられると思います。そのため、子供でも楽しく遊べますし、「しりとり」というよく知ったゲームなので、子供にとっては他のボードゲームよりも馴染むことができるのではないしょうか。

大人同士でやっても息抜きに丁度良いですので、老若男女問わず遊べるボードゲームだと思いました。

まとめ

「ワードバスケット」は、みんなが知っている「しりとり」を題材とした手軽なボードゲームでした。簡単ながらもついムキになって熱中してしまうようなゲームです。

ルールも簡単なので、子供から大人問わず楽しむことのできるボードゲームだと思います。ぜひ「ワードバスケット」を家族や友人、子供と楽しんでみて下さい。

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