「RED OUT(レッドアウト)」」は、たった5枚のカードで、対戦プレイヤーと駆け引きを楽しむ心理戦をテーマにしたボードゲームです。
ボードゲーム界でもトップクラス級の軽量さを誇るゲームとなっています。
複雑なルールは一切ありません。ただ相手のカードを予測して自分のカードを出していくだけです。シンプルながらも心理戦ならではの駆け引き要素をしっかりと抑えたゲームとなっています。
基本情報
プレイ人数:2人〜6人
プレイ時間:約2分〜10分
対象年齢:10歳以上
ゲームデザイナー:Glory`s Works
*「RED OUT(レッドアウト)」を2セット使用することで3人〜4人で遊べます。
*「RED OUT(レッドアウト)」を3セットで5人〜6人で遊ぶことが可能です。
「RED OUT(レッドアウト)」はどんなゲーム?
「RED OUT(レッドアウト)」は誰でも簡単に、ちょっとした隙間時間に遊べる超軽量の心理戦ボードゲームです。ゲームに使用するのはたった5枚のカードのみ。これだけでしっかりとした心理戦が楽しめます。
お昼休みなどのちょっとした隙間時間に遊ぶのもよし。人狼ゲームの合間に遊ぶのもよし。少しの時間を潰すにはピッタリのボードゲームです。
ゲームの遊び方
「RED OUT(レッドアウト)」には、基本的なスタンダードルールと追加で遊べるオプションルールがあります。まずは基本的なスタンダードルールをご紹介しますね。
スタンダードルール
①:各プレイヤーは5種類のカードを手札とする。
5枚カードは以下の通りです。
- 「ホワイトカード」
- 「ホワイトアウト」
- 「レッドアウト」
- 「ブラックアウト」
- 「ブラックカード」
②:お互いのプレイヤーは自分の手札からカードを1枚選び、裏向きで出す。
③:お互いに出したカードを一斉に公開して、勝利判定を行う。
勝利判定は以下の通りです。
- 「レッドアウト」は「ホワイトアウト」と「ブラックアウト」に勝つ。
- 「ホワイトアウト」は「ホワイトカード」に勝つ。
- 「ブラックアウト」は「ブラックカード」に勝つ。
上記以外の組み合わせでは、引き分けとなります。
④-1 勝敗がついた場合
カードを回収して次のラウンドを行う。
④-2引き分けの場合
場のカードは回収せずに、次のカードを選び勝利判定を行う。
上記の手順を繰り返して、先に3勝したプレイヤーの勝利です。
オプションルールについて
オプションルールはスタンダードルールに飽きたら導入してみて下さい。
■フルセット
勝敗がついた場合でも、カードを場に残してゲームを続行します。
手札がなくなった場合、カードを回収して次のラウンドを行って下さい。
先に3勝したプレイヤーの勝利です。
■シャッフル
すべてのカードをシャッフルして、お互い5枚ずつカードを配って手札にします。勝敗がついた場合でもカードを場に残してゲームを続行して下さい。
手札がなくなったら再度シャッフルをして5枚ずつカードを配り直します。
先に3勝したプレイヤーの勝利です。
■サイドアウト
すべてのカードをシャッフルして、4枚ずつ配ってお互いの手札にします。余ったカードは裏向きでゲームから除外しておいて下さい。
勝敗がついた場合でも、カードを場に残してゲームを続行。先に3勝したプレイヤーが勝者です。
感想:めっちゃシンプルでルールも簡単!短時間で誰でも心理戦を楽しめる
「RED OUT(レッドアウト)」のすごいところは、まさにシンプルさにあると思います。ゲームに必要なものがカード10枚とは驚きです。これ以上に内容物が少ないゲームは初めてみました。
「RED OUT(レッドアウト)」をメインにして遊ぶというよりは、人狼ゲームの合間や、ちょっとした休憩時間に遊ぶというケースが多いかなと思います。シンプルさで言えば、この上ないゲームです。
ゲーム自体は、よくある心理戦カードゲームといったところでしょうか。似たようなものとしては、「ラブレター」が近いかと思います。「ラブレター」をよりシンプルにして、デザインを渋くした感じで、個人的にはこのデザインが気に入っております。
シンプルながらもプレイヤー間で、心理戦らしい駆け引きがあり、オプションルールも含まれています。「レッドアウト」カードをどのタイミングで使用するかがカギですね。
オプションルールでは運要素を上げるようなルールもあるので、より博打的にすることもできます。もう1、2箱持ち寄れば大人数でも遊べるという点も良いですね。
まとめ
「RED OUT(レッドアウト)」は、非常にシンプルながらもしっかりと心理戦を短時間で楽しめるゲームでした。これ単体で長く遊ぶということはあまりないでしょうが、他のゲームの息抜きや休憩時間などにさくっと遊べるところが魅力的だと思います。
ちょっとした隙間時間に心理戦を楽しみたいという方にはオススメのボードゲームです。気軽に遊べるので、ぜひ手にとって遊んでみて下さい。