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これは盛り上がる!新感覚の協力系ボードゲーム!「ザ・マインド」レビュー!

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「ザ・マインド」は普通のボードゲームではありません。重要なのはプレイヤー同士の心を通じ合わせることです。

相談などせず、プレイヤー達は無言でカードを正しい順番で出していきます。もちろんカードを見せ合ったりすることもできません。つまり、阿吽の呼吸で正しいカードを出していかなくてはなりません。

「ザ・マインド」は、第6感を共有するという独特な境地を体験できる珍しいボードゲームです。今までにないゲーム体験をすることができるでしょう。

基本情報

プレイ人数:2人〜4人

プレイ時間:約20分

対象年齢:8歳以上

ゲームデザイナー:ヴォルフガング・ウォルーシュ

「ザ・マインド」はどんなゲーム?

「ザ・マインド」は、プレイヤー全員がチーム一丸となって、ゲームに挑戦していく協力系ボードゲームです。

協力系ボードゲームといっても、プレイヤー同士で会話したり相談するといったゲームではありません。無言で呼吸を合わせていき、クリアを目指すといったゲームになります。

ルール自体は全く複雑ではありません。重要なのは、いかに他のプレイヤーと心を通じ合わせるか、になります。自分勝手にカードを出すのではなく、相手と息を合わせてゲームの攻略を目指してみてください。

ゲームの遊び方

「ザ・マインド」は全プレイヤーが協力して、成功を目指す協力系ボードゲームです。全員が勝つか負けるかのゲームなので、力を合わせてゲームを楽しみましょう。

ゲームの準備

  • 規定の人数に合わせた枚数の「ヒットポイントカード」と「手裏剣カード」をテーブルに並べておく。
  • 余った「ヒットポイントカード」と「手裏剣カード」をまとめてテーブルの端においておく。
  • 「レベルカード」を規定の枚数取り出し、上から数字順に並べて山札にする。(山札の上からレベル1、レベル2といった具合です。)
  • 数字カードすべてをまとめてシャッフルして、各プレイヤーに1枚ずつ配布する。残ったカードは山札にしてテーブルに置く。

*「ザ・マインド」は、ラウンドごとにゲームが進行していきます。初期の手札は1枚からスタートしますが、2ラウンド目になると2枚、3ラウンド目で3枚といった具合にカードを配布してください。

以上でゲームの準備は終了です。

各カードの規定枚数は以下の通りになります。

2人→レベルカード:1〜12、ヒットポイントカード:2枚、手裏剣カード1枚。

3人→レベルカード:1〜10、ヒットポイントカード:3枚、手裏剣カード1枚。

4人→レベルカード:1〜8、ヒットポインろカード:4枚、手裏剣カード1枚。

ゲームの流れ

集中について

各ラウンドの始めに、各プレイヤーは集中力を高めといてください。集中が完了したと思ったら、片手の手のひらをテーブルの上に伏せて起きます。全員が手のひらを出したら、一斉に手を戻してください。そしたらラウンド開始です。

*この集中はゲームの準備完了の合図のようなものです。ここから先はプレイヤー間で会話することもアイコンタクトもすることもできません。

各プレイヤーがすべきこと

ラウンドが開始したら、全プレイヤーは手札のカードを好きなタイミングで中央に置きます。

続いて置かれたカードの上に、次に数字が低いカードを置いていきます。

しかし、カードを置く順番は必ず「数字の低い順」で置いていかなければいけません。

カードを置くときに注意することは以下の通りです。

  • 各カードは1枚ずつ出していく。(2枚の手札を一括では出せない)
  • 他のプレイヤーの手札を見たり、自分の手札を公開することは許されない。
  • 手札のカードの情報を教えるような行為はすべてNG。
  • ジェスチャーやアイコンタクトなどの合図を送ることもNG。

以上のことを守って、プレイヤー全員がすべての手札を正しい順番で出し切ったら、そのラウンドはクリアになります。

各ラウンド数はレベルカードによって示されます。一番最初のラウンドはレベル1です。レベル1のラウンドをクリアした場合は、レベル2のラウンドを行います。

そのラウンドが成功した場合

そのラウンドが成功した場合、次のレベルの準備を行います。

以下の通りに次のラウンドの準備を行ってください。

  1. レベルカードの山の一番上のカード(クリアしたレベル)を箱にしまって、次のレベルのカードにしておく。
  2. すべての数字カードを回収して、再びシャッフル。次に挑戦するレベルと同じ枚数のカードを、初期手札として各プレイヤーに配布する。
  3. 全プレイヤーは再び集中を行い、ゲーム開始の合図を行う。

以上を行ったら、再びラウンド開始です。

こうして一番高いレベルをクリアすることを目指していってください。

失敗した場合

いずれかのプレイヤーが正しくない順番でカードを出してしまった場合、本来だったら正しく置かれるべきカードを持っているプレイヤーは、すぐに「ストップ!」と声をかけます。そしたら、ゲームは一旦中断です。

ゲームを中断したらヒットポイントカードを1枚ゲームから取り除きます。

ヒットポイントカードを除外したら、間違ったカードよりも下の数字(本来なら置かれるべきだったカード)を表にして脇に避けておいてください。

その後、再び集中を行ってから、ゲームを再開します。

成功ボーナスについて

プレイヤーたちはレベルをクリアした時、成功ボーナスとして「手裏剣カード」や「ヒットポイントカード」を受け取れる場合があります。

受け取れるカードはレベルカードの右下にイラストとして描かれているので、確認してください。受け取るカードはゲームの準備の段階で、端に避けておいたカードになります。

ゲームに含まれている枚数以上のカードは受け取ることができませんので、計画的に使いましょう。

手裏剣カードの使用

「手裏剣カード」は、ラウンド中手を上げて他のプレイヤーに提案することで使用することができます。提案に全員が同意した場合、「手裏剣カード」の効果を使うことができるので、一旦ゲームを中断してください。

中断したら、各プレイヤーは自分の手札の中から、最も数字が小さいカードをそれぞれ公開します。そしたら出したカードをすべて脇に避けてください。

その後、「手裏剣カード」を使用したことになり、テーブルの「手裏剣カード」を1枚テーブルの端に避けておきましょう。その後、集中を行ってゲームを再開してください。

ゲームの終了

レベルの山をすべてめくって、すべてのレベルをクリアしたらプレイヤーたちの勝利です。

もし、ゲーム中にヒットポイントカードが0枚になってしまった時点で、プレイヤー全員の敗北になります。

ブラインドモードについて

最後にブラインドモードについて解説します。

これは追加ルールのようなもので、より高難易度なゲームに挑戦したいプレイヤー向けです。

ゲーム終了時に保有していた「ヒットポイントカード」と「手裏剣カード」をそのまま引き継ぎ、新たにレベル1からレベルカードの山札を組み直してゲーム再開です。

基本的なゲームの流れは通常ルールと変わりませんが、1つだけ違う点があります。それは、中央に出すカードは裏向きのまま出さなければならないということです。

この場合、すぐに間違いが判明することはないので、全プレイヤーがカードを出し終わった時点で、正しくカードが出されたかを確認します。出されたカードの山を崩さないように、正しい順番でカードが置かれているか確認してください。この時、一部でも正しく並べられていないカードがあった場合は、ヒットポイントカードを1枚失います。

その他にルールの変更はありません。ぜひゲームに慣れたら挑戦してみてください。

感想:これは面白い!新感覚の協力系ボードゲーム!

「ザ・マインド」はカードを使用して協力系ボードゲームですが、新感覚のゲーム体験ができる協力系ボードゲームでした。

まず、協力系ボードゲームなのに会話や相談が全く許されないという点が斬新です。そして、このゲームで一番求められるのはプレイヤー間の阿吽の呼吸。そして第六感です。

プレイヤー達と息を合わさないと、このゲームは絶対に攻略できません。人によってカードを出すタイミングは、完全に感覚に任されているので、どんなゲームになるかは全く想像がつかないでしょう。

そのため、毎回どんなゲーム展開になるかもわからないですし、プレイヤーが少し変わるだけでもプレイ感は変わると思います。ゲーム内容自体は単純ですが、こういう点が非常に面白いボードゲームです。

ゲームサイズも非常にコンパクトなため、昼休みや旅行の時にも気軽に遊べます。重めのゲームの間にもいいですね。

まとめ

「ザ・マインド」は新感覚の協力系ボードゲームでした。

ルールも簡単で、すぐにプレイできるので非常に遊びやすいと思います。また、協力系ボードゲームとしても、今までとは違ったゲーム体験ができるので、興味がある方はぜひ遊んでみてください。

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