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うっかり者は勝てない!?QUARTO!(クアルト)をレビュー&ルール解説!

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放課後さいころ倶楽部8巻で出ていたゲームの中で一番気になっていたQUARTO!を買ってみました。

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先日プレイする機会があったので、実際にプレイした感想とルール解説をしたいと思います。実際にやってみた感じ、ルールはとてもシンプルなのに、かなり奥深さと負けたときの悔しさがあります。

それでは実際にどんなゲームなのか見ていきたいと思います。

基本情報

プレイ人数:2人

対象年齢:8歳以上

プレイ時間:15分

ゲーム概要&ルール解説

QUARTO!は端的に言えば、4目並べです。ただ、普通と違う点が2つあります。

  • 置くコマは相手が選ぶ
  • 4つ並べて勝ちになる要素が4種類(色、高さ、形、穴の有無)ある

この2つのルールによってシンプルながら奥深さが生まれます。

コマの4要素について

コマには4つの要素があります。コマの要素は以下の4つです。

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少し見づらいかもしれませんが、要素ごとに分けてみました。左上が色。右上が高さ。左下が形、右下が穴の有無です。これらのうち同系統の要素のものを4つ直線に並べた方が勝ちです。

つまり、

  • 黒のコマを4つ並べる
  • 茶色のコマを4つ並べる
  • 高さが高いコマを4つ並べる
  • 高さが低いコマを4つ並べる
  • 四角のコマを4つ並べる
  • 丸いコマを4つ並べる
  • 穴が開いているコマを4つ並べる
  • 穴が開いていないコマを4つ並べる

が勝利条件となります!

ルール

ルールはとてもシンプルです。

  1. 先攻後攻を決める
  2. コマを選んで相手に渡す
  3. コマを受け取ったらそのコマを盤面に置く
  4. コマを置いたら残りのコマの中から一つを選んで相手に渡す

……というのを繰り返します。

そして、上で述べたような4要素のうち、自分がコマを置いたときに同系統の4つが直線に並んだら「クアルト!」と言って勝利です。

ここで、コマを置いた人がうっかり揃っていることに気づかず「クアルト!」を逃してしまった場合、次の1手番だけ相手は「クアルト!」と言って勝つことができます。

感想

放課後さいころ倶楽部で、このゲームはうっかり者が勝てない、と言っていましたが、まさにその通りです。

勝利条件が8種類あるので、そのどれかを1つでも見落とすと負けに繋がります。

ここまで読んできた方は、「え、そんなの見落とさないでしょう」と思うかもしれません。

……私も実際にプレイするまではそうでした。実際にプレイすると見落としの数々……だんだんとコマを相手に渡すのが怖くなります。

「(大丈夫だろう)はい、次これね!」

「く」

「(え……)」

「クアルト!」

「ええっ……!?……あああああああ!!!!」

こんなことが頻繁に発生します。もちろん、運の要素はないので、読み切ることもできるのですが、うっかり気を抜いてしまうと本当にやってしまいます。単純なミスなので本当に悔しくて、「もう一回!!」となります^^;

さいごに

このゲームは本当に「うっかり者」は勝てないようです。自分の注意力のなさに気づかされたり、しっかり者だと思っていた相手が実はうっかり者だったと意外な一面が見れたりする良いゲームです。

何かの要素に気をとられていると、別の要素が見えなくなるのがわかります。

個人的によくあったパターンとしては、

  • 最後まで読みきった(と思った)とき
  • 序盤だから気楽な気持ちでコマを渡したとき
  • リーチ状態を防いで安心したとき

などなど。心理状態って不思議だな、と実感させられます。

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