先日(と言っても1ヶ月以上経っていますが)発売された放課後さいころ倶楽部の第8巻を読んだので感想を書きたいと思います。
新展開&新キャラ登場
前巻である7巻の最後は、もはやこれで最終回でいいんじゃないか?という終わり方でした。というかしばらくはあれで最終回かと思っていました。じゃあ、その続きである8巻はどうなるんだろう?と思っていたら、新章開始のような展開になりました。
時系列としては新学期(4月)で新しく学年が変わる時期です。そこで新しく入学してきた新入生がこれからの主人公ポジションになりそう感じでした。今回登場した新キャラは二人です。
- 黒崎奈央
- 時坂環奈
それぞれの特徴を書きます。
黒崎奈央
一見不良のような感じで、周りからも疎まれがち。友達もいなく、近づく人に対して関わらないでオーラをまとっているキャラ。
……あれ?「不良のような」を除けばこれまでにも居たような?笑
ひょんなことでさいころ倶楽部の店長(金城タケル)と知り合い、ボードゲーム(というより店長に)興味を持つようになる。
見た目の雰囲気とは裏腹に店長に対する妄想が乙女すぎて可愛いです。
時坂環奈
黒崎奈央と真反対のキャラで、圧倒的優等生。隠れボードゲームオタクで日ごろから一緒に遊ぶ友達を欲しがっていたが、それが叶わず高校生になってしまいました。
ボードゲームショップ(さいころ倶楽部)で黒崎奈央を見かけてから「ボードゲーム仲間になれるかも!?」と彼女に近づこうとする。
そんなこんなで、相反する性格・境遇でありながらボードゲームを通して仲良くなっていく様が描かれています。この点はとても共感でき、私もはじめて会う人でもボードゲームを一緒にやれば、そこそこ仲良くなれた気にはなるので(だいぶ回りくどい言い方ですが笑)。
なんとなく最後のほうに「ひょっとして黒崎奈央はものすごいゲームプレイヤーになるのでは!?」という描写があります。今後の展開が気になりますね。ボードゲームプレイヤーとして飛躍するような展開、例えば世界大会に出るとか、そういう期待でわくわくします。
登場ゲーム
今回の登場ゲームは以下のものでした。
- ヘックメック
- ファミリア
- QUARTO!(クアルト)
- チャオチャオ
- 魔法のラビリンス
どれもやったことはないですが、やっぱりこの漫画を読んでいるとやりたくなってきます。個人的に気になったのは、ファミリアとクアルトです。
どちらも聞いたことはあって、少し気になってはいたんですが、2人プレイというのがどうしてもネックになっていました。普段プレイするときは4,5人以上は集まるのでなかなか2人ゲームをやる機会がないので、購入検討から外れてしまいがちでした。しかし、今回のゲーム内容を読んだ感じ、とても面白そうでしたので、そのうちこの二つは買ってみたいと思いました。
(追記)QUARTO!(クアルト)を買ってみました!
さいごに
新展開になった放課後さいころ倶楽部ですが、新キャラもとても魅力的で、かつ今後の奈央のプレイヤーとしてどう成長していくかという展開に大きな期待が持てるよい内容でした。
まだプレイヤーが少ないので、本書内では2人プレイばかりで少しさびしかったので、今後大勢でのプレイとかも見れたらなと思います。