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【漫画】放課後さいころ倶楽部9巻の感想~文系ゲーム~

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2017年3月10日に発売された放課後さいころ倶楽部9巻を読んだの感想を書いてみたいと思います。

この巻の見どころ

ボードゲームに関する内容はあとで述べるとして、それ以外のストーリー面での見どころはずばり!

  • 奈央がどうして一人でいることにこだわるのか
  • 美姫と奈央の接近

ではないでしょうか。

奈央の一人へのこだわり

奈央は前巻で出てきた新キャラです。前巻についてはこちらを読んでみてください。

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やたらと一人にこだわり友達を作ろうとしなかった奈央でしたが、ボードゲームを通して環奈と仲良くなったというのが前巻までの流れです。

そのまま環奈との仲を深めていくのかと思いきや、今巻で

うちはもう、ボードゲームはしないっス……」

と環奈に突きつけ、一人でいることに逆戻りします。

物語を読み進めていくと奈央の家の事情、過去の経験が描かれており奈央がどうして一人にこだわっていたのかがわかります。いつかは別れたり裏切られたりするんだから最初から一人でいい、そう思い込んでしまいます。

ある種真理ではありますが、これに対してさいころ倶楽部の店長こと大正義金城さんが奈央を諭します。いつか別れるからこそ、限られた時間を大事にするべきだ、と。

とても納得させられ、そうだよなと思います。それにしてもやっぱり金城さんかっこ良すぎです。かわいい女の子がわいわいボードゲームをたのしむさまをほのぼのと眺める漫画かと思いきや、完全に金城さんのかっこよさに惚れさせられる漫画となっています。

そんなこんなで奈央と環奈の仲は持ち直します。

美姫と奈央の接近

美姫と奈央は共通点があります。どちらも一人ぼっちで他人に誤解されやすく……

それをお互いに感じていく仲で接近していきます。奈央が拾ってきた猫の虎鉄(トラ)に関しても色々と美姫が便宜を図ってくれます。

どうでもいいですが、この9巻の表紙を見てはじめて美姫の髪が青いことを知りました。すごく雰囲気が違っていて表紙見たとき誰だろう?と思ってしまいました。

登場ゲーム

今回の登場ゲームは以下のものでした。

  • お邪魔者
  • アンドールの伝説
  • コードネーム
  • DiXit

個人的に名前だけは全部聞いたことあるけど実際やったこと無い、というものでした。その分ずっと気になっていたので、今巻で取り上げられていてやってみたいなと思いました。

《お邪魔者》と《コードネーム》はとても面白そうです。《お邪魔者》のチーム戦なのに個人戦の要素があって同じチームであっても牽制・駆け引きがあるようなゲームはヒリヒリして面白そうです。

あと、個人的には《DiXit》の文系感が強いゲームが気になりました。

ボードゲームというと、理詰めの計算や、損得勘定、効率といった理系的な要素が強いものが多いです。そんな中、この《DiXit》はカードの絵にタイトルをつける、ただ、ゲームの特性上全員ではなく2人くらいに伝わる絶妙なラインを狙わないといけない、という感性がものをいうゲームとなっています。

ボードゲームをずっとやっていると頭を使いすぎて疲れる、ということも多いのでこういうものはとてもいいですね。一緒にやるメンバーの感性に触れるのも楽しいと思います。

さいごに

毎巻楽しんで読んでいる放課後さいころ倶楽部ですが、今回も大満足でした。9巻まで続いていて変わらず面白いというのはおっかけている側からするととても嬉しいですよね。

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