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動く迷路で宝探し!名作ボードゲーム「ラビリンス」レビュー!

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あなたは通路が動く不思議な迷路に迷い込んでしまいました。

迷路の中には「宝物」や「奇妙な生物」たちがたくさん隠されています。

あなたは複雑に変化する迷路の中から、指定された「宝物」や「奇妙な生物」たちを手に入れなくてはなりません。

果たしてあなたは、無事に目当ての「宝物」を手にいれ、変化する迷路の中から脱出することができるでしょうか。

基本情報

プレイ人数:1人〜4人

プレイ時間:約20分〜30分

対象年齢:8歳以上

ゲームデザイナー:マックス・コベルト

「ラビリンス」はどんなゲーム?

「ラビリンス」は毎ターン変化する迷路の中で、必要なアイテムを入手して、迷路から脱出するシンプルなボードゲームです。1986年に発表されたゲームで、現代でも発売されている古典的なボードゲームと言って良いでしょう。

迷路といっても双六のようにサイコロを振るのではなく、自分たちで迷路を変化させながらゲームを進めていきます。

相手がアイテムを取りづらい迷路にしたり、自分がアイテムを取れる迷路に変化させたりすることを考えていく、といったゲームです。

ゲームの遊び方

ゲームの準備

  • 「迷路カード」を裏向きで全てシャッフルし、裏向きでゲーム盤の上に並べていきます。(迷路カードは1枚余りますので、ゲーム盤の端に置いておいてください。)
  • 「宝物カード」を裏向きで全てシャッフルし、各プレイヤーに均等ずつ配る。(必ず均等になります)
  • 各プレイヤーは、配られた「宝物カード」を表を見ないで、自分の前に重ねて置く。
  • 自分がゲームで使用するコマの色を決める。
  • 自分の色のコマに対応する、同じ色の迷路カードの(ゲーム盤に固定されている)上に置く。
  • 一番最初の手番プレイヤーを適当な方法で決める。

以上でゲームの準備は終了です。

ゲームの進め方

ゲームは自分の手元にある「宝物カード」に記載されている宝物を、全て手に入れ、最初の出発地点に戻るまでが勝負となります。

①「宝物」カードの確認

「ラビリンス」では、動く迷路の中に、「宝物」が存在します。各プレイヤーに割り振られた「宝物」を全て集め、最初の出発点に戻るまでが、ゲームの目的になります。

ゲームは最初の手番プレイヤーから始まり、まず自分の前に置かれている「宝物カード」の一番上を確認します。この時、他のプレイヤーには見えないように確認してください。その後、カードを元に戻してます。

確認したカードが、そのプレイヤーの最初に迷路で手に入れなければならない「宝物」です。

きちんと覚え、その「宝物」を手に入れてください。

②迷路の変化

次に、プレイヤーは迷路の変化を行います。

余っている迷路カード1枚を、ゲーム盤の縁から押し入れてください。(1列に並んでいる16枚並んでいるので、端から入れてずらす感じです)

すると、押し込んだ反対側の迷路カードが1枚ゲーム盤の外にでます。そのカードは次のプレイヤーが使用する迷路カードになりますので、そのままにしておいてください。

■迷路の変化での注意点
  • 迷路の移動は必ず行ってください。パスすることはできません。
  • 迷路カードは直前のプレイヤーによって、押し出された場所に入れ戻すことはできません。
  • 押し出された迷路カードに、プレイヤーのコマが乗っていた場合は、その列の反対側。つまり、今入れられたカードにコマを移してください。

③コマの移動

迷路の変化が終わったら、自分のコマの移動を行います。

コマはつながっている迷路に沿って、好きなだけ動かすことが可能です。逆にコマを全く動かさないという選択もできます。

宝物に到達できなかった場合、ここでそのプレイヤーの手番は終了です。次の人の手番になります。

*コマの移動の注意点
  • 途中で他のコマがある場合は、そのコマを飛び越えていける。
  • 1枚の迷路カードの上に、何個のコマがあっても問題ありません。

④「宝物」に到着した場合

コマを移動させて、「宝物」がある場所に移動させることができた場合は、その「宝物」を手にすることができます。

「宝物」を手に入れたら、自分の前の一番上にある「宝物カード(今回手に入れる必要のあった宝物)」を表にして、横に置いておいてください。

そして、次のカードの内容を他のプレイヤーに見られないように確認します。それが次に手に入れなければならない「宝物」になります。

以上の手順が終了したた、次のプレイヤーの手番です。①の「宝物」カードの確認。からゲームを進めてください

上記のようにゲームを進め、自分に割り振られた宝物(自分の手元にある宝物カード)全てを手に入れ、自分が最初に出発した場所に戻るまで、上記の手順を繰り返してください。

ゲームの終了

自分に割り振られた「宝物」(自分の手元にある全ての「宝物カード」)を全て手に入れ、自分が出発した地点にまで最初に戻ったプレイヤーが勝者です。

バリエーションルール

バリエーションルールは、ゲームに慣れてきたら導入してみてください。また、お子さんと遊ぶ場合は、ルールをより簡単にするバリエーションルールもあります。

好みのバリーエーションルールを組み合わせて遊んでもいいです。様々なルールを自由に組み合わせて「ラビリンス」を楽しんでください。

■子供向け

  • プレイヤーは最初に手持ちの「宝物カード」を全てみることができます。
    そして、どの「宝物」からでも好きな順番に手に入れていくことが可能です。
  • 全ての「宝物」を手に入れた後、出発点に戻る必要はありません。全ての「宝物
    」を全て手に入れた時点で、そのプレイヤーが勝者です。

■上級者向け

  • コマを移動する時、途中で他のプレイヤーのコマや、別の「宝物」があった場合は、それらを飛び越すことはできません。しかし、他のプレイヤーがいるところに移動することはできます。

感想:シンプルだがついつい悩んでしまう名作ボードゲーム!

「ラビリンス」は1986年に発表されたボードゲームであることから、古くから愛されてきたボードゲームであることがわかると思います。

現代でも手頃な値段で売られていることから、一定数のボードゲームファンを長い期間獲得している、まさに名作ボードゲームと言ってよい歴史をもちます。

最初にルールを知ったときには、「これ、すごい簡単じゃね?」と思ったのですが、実際に遊ぶと迷路によっては非常に難しいゲームだと感じました。

はやり、迷路が毎回変わるところが面白いですが、これが非常に頭を使います。まず、目的の「宝物」まで道をつなげることを考えるのは容易に想像がつくと思います。しかし、自分が目的の「宝物」にたどり着けない場合、どこで待つかも重要です。

他にも自分が何をしても良い道が作れない場合もあります。その場合は、いかに相手のコマの動きを妨害するかも考えなければなりません。

このように、迷路を変化させると一言で言っても、非常に多くのことを考えなければならないのです。

妨害された時の悔しさは凄まじいですし、逆にうまく道をつなげた時は快感を覚えます。気がついたらすごい熱中してしまい、ボードゲームらしい面白さを秘めたゲームだと思いました。

まとめ

「ラビリンス」は古くからボードゲームファンに愛されている名作ボードゲームでした。子供から大人まで熱中してしまう、王道的なボードゲームです。

ボードゲームファンなら、一度は手にとって遊んでおくべきボードゲームの1つと言っても過言ではないと思います。

ぜひ、「ラビリンス」で変化する迷路を楽しんでみてください。

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