スポンサーリンク

氷の上で魚を奪い合うボードゲーム「それはオレの魚だ!」レビュー

Pocket

「それはオレの魚だ!」は氷の上で魚を奪い合う戦略ゲームです。プレイヤーは自分のペンギンを動かし、どんどん少なくなる氷の足場を考え、ほかのプレイヤーより多くの魚を取ることが目的となります。手軽に遊ぶことができ、子供から大人まで楽しめるボードゲームです。

基本情報

プレイ人数:2人~4人

プレイ時間:約20分

対象年齢:8歳以上

ゲームデザイン:アルヴィダス・ジャケリウナス&ギュンター・コルネット

「それはオレの魚だ!」はどんなゲーム?

「それはオレの魚だ!」はペンギンを動かして、氷の上の魚を多くとることが目的です。しかし、氷の足場はペンギンを動かすたびに、どんどん少なくなっていきます。ゲームが進むにつれ、自分の周りの氷が無くなってしまい、身動きが取れなくなることもあります。他のプレイヤーのペンギンの動きに注意して、魚を取ることが重要です。

ゲームの手順

 ゲームの準備

まず60枚ある6角形の浮氷タイルをすべて裏にしてよく混ぜます。それからタイルをすべて表にして、縦8列、横8枚の四角形を作ります。すべて8枚ずつではなく、上から7枚、8枚と並べます。下の画像参考にしてください。

タイルを並べ終わったら、各プレイヤーはそれぞれ自分の分身となるペンギンの色を決めます。プレイヤーの参加人数によって、ゲームで動かすペンギンコマの数が変わります。

2人→4個

3人→3個

4人→2個

色が決まったら、ペンギンコマを並べたタイルの上に配置します。最年少のプレイヤーから時計回り順に、自分の色のペンギンコマを好きなタイルの場所に配置していきます。しかし、この時に魚が1匹だけ描かれているタイルの上にしか置けません。他のペンギンがすでに置いてあるタイルも置けません。

 ゲームのプレイ

最年少のプレイヤーから時計周りの順で手番が回ります。

手番となったプレイヤーは、次の2つのアクションを順番に行います。

①自分の色のペンギンコマを動かす。

②浮氷タイルを受け取る。

この2つのアクションが終了したら、自分の手番は終了し、次のプレイヤーの手番になります。

 ①自分のペンギンコマを動かすについて

このアクションでは、手番プレイヤーは自分のペンギンコマのうち、1つだけ動かすことができます。ペンギンコマは浮氷タイルの辺、周囲の6方向のうちのいずれかの方向に、どこまでも動かすことができます。

禁止事項は以下の通りです。

①ペンギンコマを動かすときは直線で、途中で曲がったりすることはできません。

②他のペンギンコマがいる上を通過することはできません。

③浮氷タイルがない場所に移動することはできません。

手番プレイヤーは必ず、自分のペンギンコマの1つを動かさなくてはいけません。手番プレイヤーの色のペンギンコマがすべて動かすことができなくってしまった場合、その手番プレイヤーは何もすることができないので、そのゲームでは抜けなくてはなりません。

ゲームを抜けることになったプレイヤーは自分のペンギンコマをすべてタイルの上から取り除きますが、この時にそれらのペンギンコマが最後に乗っていた浮氷タイルを受け取ることができます。

 ②浮氷タイルを受け取る

このアクションでは、手番プレイヤーはアクション①で動かしたペンギンコマの「移動をはじめる前」に乗っていた浮氷タイルを受け取ります。この時に受け取った浮氷タイルに描かれている魚の数が、手番プレイヤーの獲得した魚の数となり、勝利点となります。

 ゲームの勝敗

2つのアクションを繰り返していき、すべてのペンギンコマが浮氷タイルの上から取り除かれた時に、ゲームは終了となります。場に残った浮氷タイルは点数にはなりません。

ゲームが終了したら、各プレイヤーは自分が獲得した浮氷タイルの魚の数の合計を計算します。その合計が自分の得点、勝利点となります。この得点が最も多かったプレイヤーが、このゲームの勝利者となります。

仮に、最も勝利点が高いプレイヤーが2人以上いた場合は、それらのプレイヤーの間で獲得したタイルの枚数の数を比べ、多いプレイヤーが勝者となります。それでも同点という場合は、引き分けとなります。

感想:簡単だけど奥が深い陣取りゲーム

「それはオレの魚だ!」はルール自体は非常に簡単で、すぐに覚えられるのですが、思っていた以上に奥が深いゲームで驚きました。将棋や囲碁が好きな人にとってはハマるゲームなのではないかと思います。

ただ闇雲に魚3匹の浮氷タイルを取っていくだけでは思うようには勝てないでしょう。勝つためには、うまく自分のペンギンコマと削るタイルを考え、相手のペンギンコマの動きを制限したりする戦略が必要があります。

また、終盤近くになると、タイル1列がまるまる無くなったりして、場が分断されることも珍しくありません。自分の足場を確保するというのも頭にいれたおいた方が良いです。

このように様々な戦略が考えられるのもこのゲームの面白いところだと思います。

まとめ

ルール自体は非常に簡単ですが、戦略性があり奥が深いゲームだと思いました。イラストも可愛いので子供が遊ぶのにもうってつけです。本当にシンプルで奥が深い良いゲームですので、ボードゲームがはじめてという方にもオススメです。

家具
をたこん
スポンサーリンク
レンタグル大336
レンタグル大336

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする