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簡単だが悩ましい!ライナー・クニツィアらしい配置型ボードゲーム「キングダム」レビュー


遠征の途中、あなたは目の前に広大で豊かな土地を見つけました。プレイヤーであるあなたは、一国の王としてこの土地を王国の領土にしようと目論みます。

しかし、その土地には危険なことがたくさんです。あなたは慎重に土地を確保していく必要があるでしょう。危険に注意しつつも、他のプレイヤーに先を越されないように土地をいかに確保していくかが勝負です。

基本情報

プレイ人数:2人〜4人

プレイ時間:20分〜40分

対象年齢:14歳以上

ゲームデザイナー:ライナー・クニツィア

「キングダム」はどんなゲーム?

「キングダム」は自分の領地を広げながら、城を建設したり、資源を集めていく戦略ゲームです。他のプレイヤーとは、領地を奪い合う関係になります。
しかし領地を立てる途中に、領地の価値を下げる沼地の存在や、微税を妨害するモンスターが表れるかもしれません。
うまく自分のタイルと城を並べていき、自分の領地を広げていきましょう。

ゲームの遊び方

ゲームの準備

  • 各プレイヤーは自分が担当する色を最初に決めます。そして、ゲームに参加するプレイヤーの人数に合わせた城コマを受け取りましょう。
  • コインを額面ごとに分け、ゲームボードのコインの絵が描かれている銀行にまとめておいておきます。
  • すべてのタイルをよくシャッフルして、ゲームボードのタイル置き場に伏せたまま山札として積み上げておきます。
  • 各プレイヤーはタイルの山札から1枚ずつタイルを引き、他のプレイヤーにバレないように伏せたまま自分の前に置いておきましょう。このタイルを「初期タイル」と呼びます。
  • ゲームボードのステージ表に、ステージ・カウンターを「1」に配置します。
  • 適当な方法でスタートプレイヤーを決めます。

以上でゲームの準備は終了です。

ゲームの手順

①アクションの実行

ゲームはスタートプレイヤーから始まり、手番が終わったら時計回りに手番が移っていきます。そして、手番プレイヤーは以下の3つの行動のいずれかを実行しなければなりません。

  1. 城コマの配置
  2. 引いたタイルの配置
  3. 初期タイルを配置

以上となります。もし、手番プレイヤーが上記の3ついずれも実行できない場合は、何もできないのでパスしましょう。

*城コマにはレベルがあり、得点計算時に影響します。城のレベルは城コマの塔の数で見分けることが可能です。塔が1つならレベル1、2つならレベル2といった具合になります。▼

②得点計算

上記のアクションを繰り返していき、ゲームボードに空いているマスがなくなったら、そのステージの得点計算を行いましょう。

得点計算はゲームボード全体で行います。そして、段(横)と列(縦)ごとにそれぞれで計算しなければなりません。(計30箇所)。間違わないように、1段から5段、1列から6列まで順番に計算していきましょう。得点の計算方法は以下の通りです。

  • 対象となる段や列から資源タイルの価値の合計値を出し、そこから障害タイルの減点分を引く。これがその段や列から得られる「基準点」となります。
  • その段や列の基準点を出したら、次は城を確認しましょう。その段や列にある城がある場合、その城のレベルの合計値を基準点にかけ合わせます。(マイナスになる場合もあり)
  • 上記2つのように計算していき、すべての段と列の計算が終了したら、各段と列から得られる最終的な合計点と同じ数のコインを銀行から受け取ります。

以上の集計は、段と列の両方で行います。よって、各プレイヤーは得点計算時に各タイルや城の効果を2回使用することになるのです。

③第2〜第3ステージについて

得点計算が終了したら、ステージは終了です。次のステージのための準備を行いましょう。

次のステージの準備の仕方は以下の通りです。

  • ゲームボードからすべての城コマを取り除く。しかし、レベル1の城コマはすべて各担当の色のプレイヤーの手元に戻されます。レベル2以上の城コマはゲームから除外しましょう。
  • ゲームボードから設置したすべてのタイルを取り除いた後、余ったタイルと一緒によく混ぜ、それらをタイル置き場に積み上げておきます。
  • 各プレイヤーは、タイル置き場からタイルを1枚ずつ引いて確認した後、自分の手元に伏せておきましょう。これが次回のステージで使用する初期タイルとなります。
  • ゲームボードのステージ表に設置されている、ステージカウンターを次の「2」、或いは「3」に進めましょう。これが現在のステージ数を表します。

第2、第3ステージでは、前回のステージで最も多額のコインを獲得したプレイヤーが、スタートプレイヤーとなります。もし、獲得したコインが同数なら、設置した城の数で次回ステージのスタートプレイヤーを決めましょう。

ゲームの終了

第3ステージの得点計算が終了したら、ゲームは終了です。その時点で最も多くのコインを獲得しているプレイヤーが勝者となります。

タイルの種類と効果について

このゲームで重要となるのがタイルの種類と効果です。タイルの中には得点を上げるものもあれば、少なくしてしまうものもあります。ここではタイルの種類と効果について解説しますね。

・資源タイル

資源タイルには青い字で「+1」〜「+6」が記載されています。これら12枚のタイルはプレイヤーの資源産出地となるのです。よって記載されている数字はその数字分、得点計算時に得点となります。

・障害タイル

障害タイルには赤い字で「-1」〜「-6」が記載されています。これら6枚のタイルはプレイヤーの領地の価値を損なう土地です。よって記載されている数字はその数字分、得点計算時に減点となります。

・山タイル

山タイルは通行不能を意味するタイルです。段や列を分断する効果があり、プレイヤーは得点計算時に、山タイルのある段や列において、山タイルによって隔たれた両側は、別々に計算する必要があります。

・ドラゴンタイル

ドラゴンタイルは経済活動を混乱に陥れる厄介なタイルです。ドラゴンタイルがある同じ段や列にある全ての得点となる資源タイルの点数をゼロにします。減点となる障害タイルの点数には影響しません。また、ドラゴンタイルの効果は、山タイルの反対側にも影響が及びません。

・金鉱タイル

金鉱は最も価値がある資源です。金鉱タイルには、同じ段や列にある全てのタイルの価値を2倍にする効果があります。この効果は加点となる資源タイルにも、マイナスとなる障害タイルにも効果が及びます。しかし、山タイルの反対側には効果は及びません。

・魔法使いタイル

魔法使いタイルは、城の力を引き上げる効果があります。魔法使いタイルは、前後左右に隣接する城コマのレベルを1段階上昇させるのです。しかし、斜めに隣接する城コマには、魔法使いタイルの効果は及びません。

得点計算の例

このゲームは得点計算が少し複雑なところがあります。そこで、下の画像を例に得点計算の例を見てみましょう。▼

例えば、一番上の横の段の得点計算を行います。一番上の段には、レベル2の青のコマがありますよね。この段の基準点は-5+2+1+3で合計1ですが、左上に山のタイルがあります。山タイルの効果により-5点のタイルは得点計算に含みません。よって、山タイルの右側の基準点、そしてレベル2に城で×2となり、一番上の段は合計12点になります。

選択ルールについて

「キングダム」には選択ルールがあります。何度かゲームで遊んで、慣れてきたら好みで選択ルールを導入してみて下さい。遊ぶ幅が広がります。

選択ルール①:城を使い切るまでプレイ

このルールを選択すると、ステージカウンターは必要なくなります。

各プレイヤーは通常通りに自分の色の城コマを受け取り、ゲームを開始しましょう。

各ステージの終了後、通常では手元に戻していたレベル1の城コマをゲームから取り除きます。プレイヤーの誰かが、手持ちの最後の城コマを配置した時、その時のステージがそのゲームの最終ステージになるのです。

そのステージの最後までゲームを続けて、最後の得点計算を行ったらゲーム終了です。

*このルールを選択した場合、途中で空いているマスがあるのに、タイルが設置できないというケースが生じる可能性があります。その場合の得点計算は、「0」として見なしましょう。

選択ルール②:運に左右されないプレイ

通常のルールではタイルはランダムに1枚引きますが、このルールなら運に左右されないゲームを楽しむことができます。

各ステージの準備の時、タイルの山を作らずに、タイルを表向きにしてテーブルに広げます。プレイヤーは山札タイルから1枚をランダムに引くのではなく、任意のタイルを毎回自由に1枚選んで引くことが可能です。

選択ルール③:都度ごとの計算

各ステージの終了時に得点計算を行うのではなく、その段や列のマスが全て埋まったらその段や列の得点計算を行います。

このルールを選択した場合、ゲームボード全体が埋まったら得点計算を行う必要はありません。まとめて計算するのが面倒な人にオススメのルールです。

感想:簡単だけど、頭を使わせられる配置系ボードゲーム

「キングダム」は中型ボードゲームの割には簡単なルールで構成されています。得点計算さえ慣れてしまえば、他に難しいルールはないと思うので、初めての人でも遊びやすいというところはいいですね。

このゲームの肝は、はやりどのタイミングで自分の城コマを設置するかに限るのではないかと思います。城コマをタイルより早めに設置してしまうと、他のプレイヤーにマイナス点や山タイルなどを使われてしまい、得点が獲得できなくなる可能性が高いです。下手をしたら得点が大きくマイナスになってしまう可能性も低くありません。

しかし、あまりに城コマの設置が遅れると、どんどん置ける場所が減っていってしまい、得点に結びつかなくなってしまいます。実にクニツィらしい悩ましさです。この城の設置という微妙なタイミングが、このゲームの一番の肝ではないでしょうか。

実際に遊んでみると、非常に頭を使う必要のあるゲームだとわかりました。タイルをランダムで引くことから、運要素が強いかと思いきやそうでもありません。

なぜならタイルの種類の枚数は決まっていますので、終盤になるとある程度出てくるタイルが予想できます。初期タイルでそのあたりは、緩和されているのですが、それでもかなり限定されることは間違いありません。

よって、終盤は出てくるタイルが予想されるので、思っていたよりも配置がシビアになります。その辺をうまく計算しておかないと、あっという間に逆転される可能性があるので、最後まで油断できません。

このようなことから、「キングダム」はルールは簡単ですが、思った以上に頭を使い、最後までゲームの行方が分からないスリリングなゲームだと感じました。既存のルールに飽きたら、選択ルールを選べることも魅力的ですね。

まとめ

「キングダム」はルールが簡単で、頭をよく使う必要のある奥深いボードゲームでした。クニツィアらしい悩ましさも十分に楽しめるので、よく出来たボードゲームだと思います。

選択ルールで運要素をどの程度いれるか、任意で決めることができるので、ボードゲーム初心者から上級者まで十分に楽しめるゲームなのではないでしょうか。

あえて言えば、初期タイルをもう1枚くらい増やして、予想外なことを起こりやすくしてもよかったかもなぁと思います。

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