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イラストと想像力を使うボードゲーム「DiXit(ディクジット)」レビュー

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このゲームでは、語り部が出すイラストとそのタイトルやフレーズを発表します。他のプレイヤーは語り部のプレイヤーがどのようなイマジネーションでそのイラストになったのかを想像していくという他のボードゲームにはない要素が詰まったボードゲームです。

基本情報

プレイ人数:3人~6人

対象年齢:8歳以上

プレイ時間:約30分

ゲームデザイナー:ジーン・ルーイー・ラウビラー

「DiXit(ディクシット)」はどんなゲーム?

「DiXIt(ディクシット)」は語り部となるプレイヤーがあるイラストを元にして、そこから想像されるフレーズやタイトルを全員の前で発表します。他のプレイヤーはそのフレーズやタイトルにあったイラストを複数のイラストの中から投票します。対戦ゲームというよりはみんなでワイワイ盛り上がるためにうってつけのボードゲームです。

ゲームの遊び方

ゲームの準備

最初に各プレイヤーは自分のウサギコマを1個選びます。

そのウソギコマをそれぞれの得点表示板の「0」の部分に設置します。その後、絵柄のカードを全てシャッフルして、各プレイヤーへ6枚ずつ配り、残りは山札とします。

ゲームの手順

語り部

まずはプレイヤーの中で1人が語り部(手番)を決めます。

語り部となったプレイヤーは自分の手札の中から、カードを1枚選び、そのカードの絵柄から連想される1文を考えて、声に出して発表します。選んだカードは他のプレイヤーに見られてはいけません。

この時に発表する1文は、文章でも良いですし、単語1つでも問題ありません。ちょっと変わったところで、擬音でも映画や音楽のタイトルでもよく、その場で自分が思いついたタイトルでも問題ありません。自由に考えて発表しましょう。

語り部以外のプレイヤー

語り部以外のプレイヤーは、語り部が発表した1文に最も合っていると思うカード1枚を自分の手札の中から選びます。

次に各自が選んだカード1枚を他のプレイヤーに見せないように語り部のプレイヤーに渡します。その後、語り部は他のプレイヤーから受け取ったカードと語り部が選んだカードを全て合わしてシャッフルし、場に表向きにして並びます。並べられたカードは左側から1番、2番と番号が割り振られます。

カードへの投票

語り部以外のプレイヤーは、並べられたカードの中から語り部が選択した絵柄を見つけることが目的になります。

各プレイヤーは並べられたカードの中から語り部が選んだと思われるカードを1枚選び、投票します。語り部のプレイヤーは投票することはありません。また、語り部に渡したカードに自分が投票することはできません。

投票の方法は、各自が選んだカードの番号の投票トークンを裏向きにして自分の手前に置きます。語り部以外のプレイヤーが全員投票し終わったら、投票トークンを一斉に表にし、並んでいるカードに対応する割り振られた番号の上に置きます。

ポイントの計算

語り部以外のプレイヤー全員が、語り部が選んだカードに投票した場合、あるいは誰も語り部の選んだカードに投票しなかった場合は、語り部が獲得できるポイントは0点となります。ですが、語り部以外の各プレイヤーは2点ずつ獲得することができます。

上記以外の場合ですと、語り部のプレイヤーと語り部が選んだカードに投票したプレイヤーはそれぞれ3点ずつポイントを獲得することができます。

語り部に渡したカードに投票されている場合、そのカードを渡したプレイヤーは、投票一つにつき1点を獲得できます。

得点の計算が終わったら、得点表示上の自分のウサギコマを獲得したポイント分を前に進めます。

手番の終了

得点の計算とウサギコマの移動が終わったら、各プレイヤーは自分の手札が6枚になるように山札からカードを補充します。次の語り部は、このターンに語り部だったプレイヤーの左隣のプレイヤーになります。

ゲームの終了

山札の最後のカードを誰かが引いたら、その時点でゲームは終了となります。得点表示上で、最も得点が高いプレイヤーがゲームの勝者となります。

感想:思わぬ面白さが生まれるパーティゲーム

DiXit(ディクジット)は他のボードゲームとはちょっと毛色の違うボードゲームです。イラストを使うといっても、絵心や芸術的センスがないと難しいのかと言われたら、まったくそんなことはないですので、安心してください。

戦略や読み合いでがっつり勝負というよりは、ワイワイとみんなで遊ぶパーティゲーム寄りのボードゲームです。実際に遊んでみるまで本当に面白いのか疑問だったのですが、プレイしてみると思わぬハプニングや笑い神様が生まれることがあります。

個性的な感性を持つ友達と遊んだりすると、どういう考えでその文にしたのか?などと答え合わせをしたりみるのも楽しいです。感覚やセンスが誰と似ているのかを比べるのも楽しいかもしれません。

フランスのボードゲームだからなのか、イラストも全体的にお洒落なところも良いです。

どちらかというと女性向けのゲームなのかもしれません。

まとめ

DiXit(ディクジット)はみんなでワイワイ楽しみたいという方にオススメのパーティ系のボードゲームです。奇抜なことやウケ狙いをするのが楽しいですので、気軽に遊ぶ事ができます。イラストがお洒落で豊富ですので、ボードゲームがはじめてという女性にはとてもとっつきやすいゲームだと思います。

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