ルールは非常に簡単で、家族でわいわい楽しく遊べるテリトリー戦略ゲーム「ブロックス」のレビューをしていきたいと思います。
カラフルで子供の遊びにももってこいなゲームだと思います。もちろん子供だけでなく、大人でもしっかりと楽しむことができるゲームです。
基本情報
プレイ人数:2人~4人
対象年齢:7歳以上
プレイ時間:15分~20分ほど
ゲームデザイナー:バーナード・タビシャン
「ブロックス」はどんなゲーム?
「ブロックス」は自分の色のブロックをできるだけ、盤面に多く配置する事が目的のゲームです。ただ自分のブロックを盤面に置くだけではありません。うまく。相手のブロックを置くところを封じたり、自分がブロックを置けるスペースを確保しながら進めていくゲームです。
ゲームの流れ
ゲームの準備
プレイヤーはまず、自分のブロックのカラーを決めます。
そして自分の色のブロック、計21個のブロックを手元に持ちます。
順番を決めて、ゲームの準備が完了します。
ゲームの進め方
ゲーム開始後、初めて自分の番がきたら、盤面の一番隅のマスにブロックを当てはめるようにします。隅が埋まらないような、ブロックの置き方は駄目です。
順番がまわってくるたびに、1つずつブロックを置いていきます。
置き方は自分のブロックの辺と辺が重ならないように、かつブロックの角同士がくっついてなければいけません。
例:下図ですと、左側に画像が正しく、右側の画像が駄目な場合です。
自分と同じ色のブロックは辺同士が重なり合ってはいけませんが、他の色のブロックにはいくら辺に重なっても問題はありません。
一度おいたブロックは動かすことはできません。
最終的には、すべてのプレイヤーがブロックが置けなくなるまで、ゲームは続きます。
すべてのプレイヤーがブロックを置けなくなったらゲーム終了です。
ゲームの勝敗
すべてのプレイヤーがブロックを置けなくなったらゲーム終了です。
プレイヤーは手元に残ったブロックのマス目の合計を数えます。残ったマス目の合計が一番少ない人がゲームの勝者になります。1回だけゲームをするならこれで勝者が決まります。
ゲームを数回続ける場合は、アドバンスト・スコアというものもあります。
これは、手元に残ったブロックのマス目の数ごとに点数がマイナスとなります。
自分のブロックをすべて置き切ったプレイヤーは15点。
自分のブロックにすべて置き切った、なおかつ、最後に1マスのブロックを置いたというプレイヤーは20点を加算します。
これで一番点数が高かったプレイヤーが勝者です。
プレイ人数によるバリエーション
2人プレイの場合
1人で2つの色のブロックを使ってプレイします。対角同士の角2つがスタートポジションです。
ルール自体は4人の時と同じです。
3人プレイの場合
1人、1つの色のブロックを使います。
余った一色は、フリーブロックとなり、3人が交代でプレイします。
スコア計算の時は集計はしますが、フリーブロックスの分はポイントに入れません。
感想:簡単なルールだが、何度でも遊びたくなる
「ブロックス」のルール自体は3分もあれば覚えられるほど簡単なルールです。
しかし、何度でも遊びたくなるほどの中毒性が「ブロックス」には秘められています。
うまく相手の陣地にブロックを置いたと思ったら、いつの間にか自分のブロックが置けるスペースが少なくなっていたり、進行していたところを食い止められ、一気に不利になることも多いです。
実際にはかなり頭を悩ませて、ブロックをおいていく事が勝つためには必須となります。
基本的な戦略としては盤面の中心を目指しつつ、5マスのブロックを中心に置いていくといのが、メジャーです。
まとめ
「ブロックス」の魅力は何と言っても、3分もあれば覚えられるほどのシンプルなルールが魅力です。ボードゲームは他の人にルールを説明するのが難しいので、ボードゲームをはじめてやるという人にはうってつけのゲームだなぁと思います。