ボードゲームはパーティの時などに大勢で遊ぶイメージが強いですが、2人でも楽しく遊べるボードゲームも多くあります。忙しくて人が中々集まらないときや、2人でまったり遊びたい!という方や恋人やカップルにオススメな2人で遊べるボードゲームをご紹介します。
ランキング
10位 オニリム
プレイ人数:1人~2人
プレイ時間:約20分
「オニリム」は1人でも遊べてしまうというちょっと変わった2人用ボードゲームです。どちらかというと、2人で遊んだ方が面白いです。ゲームの内容は協力型ゲームで、悪夢の迷宮から8つの扉を見つけて脱出することが目的となります。
扉を見つけるには、同じ色のカードを3枚集めることと鍵カードと鍵に対応する扉カードを手にいれることです。山札が尽きてしまったらゲームオーバーです。感覚的にはトランプのソリティアに近いです。
意外と難易度は高いので最初は失敗することが多いです。どんどん挑戦してゲームに慣れてクリアした時の達成感は素晴らしいです。イラストも豪華で見ているだけでも楽しくなってくるような2人用ボードゲームです。
9位 ローゼンケーニッヒ
プレイ人数:2人
プレイ時間:約30分~約40分
「ローゼンケーニッヒ」は簡単に言うと薔薇戦争を舞台にした陣取りゲームです。
ゲーム盤は将棋やオセロのようになっており、ルール自体は簡単です。しかし、とてもシビアな駆け引き要素が潜んでいるボードゲームです。
ゲームは王冠コマを手持ちのカードで移動させ、移動させたところが自分の領土となります。この領土が多いプレイヤーが勝者です。
相手の領土を奪えるチャンスが限られているというところがこのゲームの面白いところです。ガチガチの理詰めのゲームではなく、運の要素も包括しているので、見た目ほど難しいルールではないです。いつカードを補充するのかといった駆け引き的な要素もあり、奥が深いゲームでもあります。
薔薇戦争だからか、ゲーム全体に高貴っぽい感じがでているのも購買欲がそそられます。
8位 クアルト
プレイ人数:2人
プレイ時間:15分
「クアルト」は、ボードゲームの中でも名作と名高いゲームです。
ゲームのルールはとても簡単で4種類のコマを色や形、高さなどで揃え直線状に並べれば勝利です。感覚としては五目並べに近いです。
そしてこのゲームの最大の特徴は相手に渡されたコマを使用しなければならないというところです。これがすごい論理的思考能力が要求されて、喋るのを忘れて熱中してしまいます。
勝利条件が非常に多いので、かなり注意深くならないと、あっという間に負けてしまいます。子供でも大人でも熱中でき、子供の教育にもなる傑作2人用ボードゲームです。
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ギガミック (Gigamic) クアルト! (Quarto!) [正規輸入品] ボードゲーム
7位 ロストシティ
プレイ人数:2人
プレイ時間:約30分
「ロストシティ」は、遺跡を探検することをテーマにしたボードゲームです。
探検する土地の5箇所にカードを並べていくことで名声ポイントをためていきます。しかしカードを並べることはリスクがあり、マイナス20点となります。マイナス20点を超えるようにカードを並べていかなければならないので、むやみにカードを置くことはできません。得点を倍にするようなギャンブル的カードや相手の捨てたカードを使用することができるというのも面白いです。
どこにカードを重点的に置いていくか、相手はどこにカードを置くのかという戦略や駆け引きの要素がジレンマになっているのがとても面白いです。また、探検で一気に突き進む爽快感がクセになるオススメの2人用ボードゲームです。
6位 タルギ
プレイ人数:2人
プレイ時間:約60分
サハラ砂漠を舞台にした重量級2人用ボードゲームです。2人用ボードゲームには軽量なゲームが多いのですが、タルギはがっつりと遊ぶ事ができる2人用ボードゲームです。
「タルギ」は選んだコマが指定の場所で指示を受け、実行するワーカープレイスメント的なゲームです。相手を妨害する要素を含みつつもかなり戦略的な要素が要求されるゲームです。一見難しそうなゲームにも見えますが、ルールは思っていたよりも簡単です。むしろ、快適にゲームを進めることができます。
2人用ボードゲームではかなり重量級に入りますので、がっつり2人でボードゲームを楽しみたいという方にオススメなゲームです。しかし、現在では入手が困難なためかなりレア度の高いボードゲームになっています。
5位 パッチワーク
プレイ人数:2人
プレイ時間:約30分
パッチワークとは様々な形の布をつなぎ合わせて一つのものを作り出す手芸作品のことをいいます。このゲームでも同じようにタイルをパズルのようにつなぎ合わせていくことがコンセプトとなっています。
タイルの配置はもちろん、時間制限やお金の管理の要素も組み合って、思っていたよりも運要素が少なめなガチンコ勝負になるボードゲームです。パズルが得意な人は向いているかもしれません。相手のタイルの置き方にも気を使わなければなりませんので、黙々と自分のタイルを置いておけばよいというわけでもありません。そこはゲームとしても盛り上がる部分になっています。
ルールは難しくなく、中毒性もありカラフルで見ているだけで楽しくなるようなゲームです。子供から大人まで楽しめることながら、戦略性もあるオススメ2人用ボードゲームです。
4位 コリドール
プレイ人数:2人~4人
プレイ時間:約20分
シンプルながらも熱中してしまうボードゲームです。
2人から4人まで遊べるようになっていますが、4人で遊ぶよりも2人でプレイしたほうが面白いと感じました。
ゲームの内容はとてもシンプルで1回聞けば覚えられるほどです。プレイヤーは自分のコマと最初に与えられる壁をうまく使って相手よりも先に盤の反対側にたどり着いたプレイヤーの勝利です。「コリドール」の面白いところは壁を設置するところです。自分のコマを動かす代わりに壁を設置して、相手のコマの動きを妨害します。この壁の設置がゲームの勝敗を分けるといっても過言ではありません。
将棋や囲碁のようにコマを戦略的に動かしたりするゲームが好きな人には面白いと感じるゲームだと思います。
3位 R-rivals
プレイ人数:2人
プレイ時間:5分~10分
簡単なルールと手軽に何度も遊べてしまうところが売りの2人用ボードゲームです。
プレイヤーはお互いに決められたカードを与えられ、そのカードを出し合い、強さを競い合います。カードにはそれぞれ特殊な能力があるので力が弱くても能力で一発逆転を狙うこともできます。
ポイントは相手も同じカードの種類を持っているので、ゲームが進むごとに相手の手札が分かるようになります。これは相手側も同じことですので、最後までよくカードを出す手順を読んでゲームを進める必要があります。一見単純なゲームに見えますが、プレイヤー同士の読み合いが面白く、ルールを追加することもできますので、何度でも遊びたくなります。
相手との読み合いが醍醐味であり、心理戦の要素が強いボードゲームです。ルールがとても簡単なので買ったらすぐに遊ぶ事ができます。持ち運びにも便利です。
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2位 ガイスター
プレイ人数:2人
プレイ時間:約15分~20分
チェスや将棋がお好きな人にオススメなボードゲームです。
プレイヤーは8個のオバケコマを動かして、決められたマスを目指していきます。しかし、このゲームはそんなに単純なものではありません。オバケコマには赤色のものと青色の印がついたものがそれぞれ4個ずるつあります。その印は自分だけ見えて、相手には見えないようになっています。
もし、相手の赤色の印がついたオバケコマを自分が全部とってしまったら、その時点で負けてしまうことになります。反対に青色のオバケコマを全部とるとその時点で勝ちです。
このゲームはうまく赤色のオバケコマを相手に取らせたり、相手の青色のオバケコマを取ったりして勝つこともできます。もし赤白のオバケコマを3個とったりしてしまうと、非常に厳しくなります。相手の心理や手を予想しながら将棋のように遊べるボードゲームです。
ルール自体も非常に簡単なものなので、ボードゲーム初心者にもオススメです。
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1位 バトルライン
プレイ人数:2人
プレイ時間:約30分
「バトルライン」の2人でガチンコ勝負するにはもってこいの人気ボードゲームです。ゲームデザイナーは様々な名作ゲームを数多く世に送り出しているライナー・クニツィアです。
ポーカーのような役をカードで作り、9個のフラッグを取り合うゲームです。カードを引きながら狙っているフラッグの前にカードを置いていき、役を作ります。相手より強い役をつくらなければ、相手にフラッグを取られてしまいますので、カードを置くには相手のカードも良くみて考えていかなければなりません。
このフラッグの取り合いに深い戦略性と相手との駆け引きが包括されていて、濃厚な時間を楽しめます。かなり奥が深い戦略性があり、何度も遊ぶほど面白さがわかる2人用ボードゲームの名作です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。入手困難なゲームもありますが、どれも面白いものばかりだと思います。2人用ボードゲームはガチンコ勝負だったり、協力系だったりと様々なものがあります。大人数で遊ぶのも楽しいですが、恋人や夫婦でゆったりと遊ぶのも2人用ボードゲームの良いところだと思います。