「ボードゲームを初めて買おうと思っているのだけど、何を買ったらよいのか分からない」という人は多いと思います。そこで、今回はハズレ無しの初心者にオススメの名作ボードゲーム10選をご紹介します。どれも名のある名作ボードゲームですので、楽しめることは間違いないはずです。
ランキング
10位 スコットランドヤード
プレイ人数:3人~6人
プレイ時間:約60分
イギリスのロンドンを舞台にした怪盗Xとスコットランドヤードの刑事たちの追走劇です。1983年に登場し、現在でも販売されている昔ながらの名作ボードゲームです。
プレイヤーは怪盗X1人と5人の警察に分かれます。怪盗Xが警察から逃げ切ったら、怪盗Xの勝利。警察が怪盗Xを捕まえたら警察の勝利です。
このゲームの面白いところは怪盗Xは姿を見せず、怪盗Xが利用した移動手段を元に怪盗Xの居場所を予測し、追い詰めていくというところにあります。警察側で戦略的に怪盗Xを追い詰める面白さと、怪盗Xとして警察の目を欺く面白さがあるので、どちらの立場でも一度は遊んでみたいゲームです。
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9位 ブロックス
プレイ人数:2人~4人
プレイ時間:15分~30分
4色のブロックを使って遊ぶ、シンプルな陣地取りゲームです。2000年に登場し、今でも様々な派生作品が存在する名作ボードゲームです。
ルールは自分の色のブロックの辺と辺が合わないように、点同士で繋げていき、全てのプレイヤーがブロックを置けなくなるまでゲームを続けます。ゲーム終了時に最も、手元にの残ったブロックのマス数が少ない人が勝利です。
非常に簡単なルールですが、やっていくとすごい頭を使うゲームであることがわかります。相手のブロックを置くところを減らしつつ、自分のブロックを置けるところを増やしていくのが基本ですが、これが思ったよりも実現しなくて、ジレンマを感じます。
小さな子でも楽しく遊べ、大人でも思わず熱中してしまうゲームです。
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8位 街コロ
プレイ人数:プレイ人数:2~4人
プレイ時間:約30分
2012年に日本で登場し、海外にも展開したボードゲームです。拡張セットも販売されています。サイコロとカード、コインを使って街を作っていくゲームです。
ルールはサイコロを振り、出た目によって手元にある建物効果でコインを集めていきます。集めたコインで他の建物を建設して街を作っていきます。一番最初に決められた建物を全て建設したプレイヤーが勝者です。
サイコロを使ったゲームのため、運要素が強いですが、ボードゲームがはじめてといった方には非常にとっつきやすいゲームです。絵柄も朗らかで、家族やライト層向けにはうってつけのボードゲームであると思います。
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7位 ドメモ
プレイ人数:2人~5人
プレイ時間:約15分
数字のタイルを使った変わった数字当てゲームです。推理的な要素と駆け引きの要素が組み合わさった、シンプルながらも奥が深いボードゲームです。有名なボードゲームデザイナー、アレックス・ランドルフの作品です。
ゲームは自分には見えないように数字のタイルを並べるのと同時に、全員が見える公開タイルと、数字が見えない伏せタイルを準備します。
数字のタイルの枚数は決まっています。プレイヤーは他のプレイヤーの数字のタイルと公開タイルの数字を元に、自分の見えないタイルの数字を当てていきます。最初にすべてのタイルを言い当てたプレイヤーが勝者です。
このゲームの面白いところは、推理の要素だけではなく、ハッタリで相手を混乱させるところもできるところです。これは、推理の材料としては場のタイルだけでなく、他のプレイヤーの宣言する数字も関係してくるからです。
慣れてくるとうハッタリを言うプレイヤーが出てくるので、駆け引きも面白いゲームです。
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6位 ニムト
プレイ人数:2人~10人
プレイ時間約30分
数字を扱った簡単なカードゲームであり、1994年から20年近く長く遊ばれている名作ゲームです。
ゲームははじめにカードを縦に5枚おき、配られたカードを一斉に1枚ずつ場にだしていきます。出されたカードは小さい数字順に、場にあるカードに並べていきます。並べていくときも、出されたカードに一番近い数字から並べていきます。
カードの列の6枚目のカードを置いてしまったプレイヤーはそれらのカードを回収しなければなりません。その回収したカードは失点となり、負け点となります。カードによって失点の数は変わりますが、単純にいくと、カードを一番少なく回収したプレイヤーが勝利です。
トランプのように簡単に遊べるのですが、実際に遊ぶとその奥深さに驚くはずです。
5位 モダンアート
プレイ時間:3人~5人
プレイ時間:45分~60分
オークションゲーム、いわゆる競りゲームの名作といわれているのがこの「モダンアート」です。
プレイヤーは画商となって、ある5人の画家の絵画をオークションで競り落とします。実際にゲームできめられたコインを用いて、画家の絵を購入していきます。実際に市場に出てくる絵画はどれが需要があるかで価値が変動していきます。自分が購入した絵画が需要のある人気の絵画だったら、ゲームの最後に莫大なお金と化けます。
このゲームの面白いところは実際に競るオークションのやり方が様々なところです。普通のオークションのように、値段を言いあって一番高い金額を言った人が購入できるやり方。他には一回しか金額を言えない一発勝負のオークション方法もあります。
競りゲームの面白いところは実際に市場が変化していき、自分の持っているものが急に高騰したり、暴落するところです。うまく市場を見極めたプレイヤーが勝利に近づくことができます。
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https://anboard-games.com/games/modern-art/
4位 パンデミック
プレイ人数:2人~4人
プレイ時間:約45分
協力ゲームの王道と言ってもよいボードゲームこの「パンデミック」です。
実際の世界地図上で、世界に流行した4種類の感染症と参加プレイヤー全員で立ち向かいます。各ターンごとにどんどん感染していく感染症をとめるにはワクチンを見つけなければなりません。そのためには世界のどこかに拠点を建設し、ある条件をクリアして、ワクチンを作ります。
すべての4種類すべてのワクチンを作り、世界か病原菌を根絶したら参加プレイヤー全員の勝利となります。しかし、1つでも感染が拡大して、アウトブレイクが起きてしまったら、その時点で参加プレイヤー全員の負けです。
このゲームの面白いところは、参加プレイヤー全員が味方であることです。ワクチンを4種類作らない限り、プレイヤーは勝つことができません。絶対に協力しなければならないのです。
しかし、このゲームはかなり難易度が高いものとなっていますので、導入用のゲームでも最初はクリアするのに手間取ります。とても歯ごたえのあるゲームです。
3位 ドミニオン
プレイ人数:2 人- 4人(拡張セット使用で最大6人)
プレイ時間:約30分
カードを使ったボードゲームの中でも名作と名高いのがこのドミニオンです。
領地を拡張していくゲームなのですが、領地をカードとして扱います。ドミニオンはポイントとなるこの領地を自分の山札として構築していきます。トレーディングカードゲームのようなゲーム内容ですが、複雑なルールはなくなおかつ奥深い戦略性に富んだゲームです。
重要なところは、どのような効果カードを使い、効率よくポイントを集めていき、自分の山札をゲーム中に構成していくかです。
拡張セットもあるので基本セットを遊びつくしても、まだ遊びの幅を広げることが可能な奥深いゲームです。
2位 カルカソンヌ
プレイ人数:2人~5人(拡張セットしようで最大6人)
プレイ時間:30分~90分
ボードゲームの定番とも言われる名作ボードゲームです。ドイツのボードゲームで古代の要塞都市「カルカソンヌ」をモチーフとしています。
ゲーム開始時点では、ゲームボードや舞台が何もないのですが、順番にタイルを置いておくことで、ゲームの舞台を作り上げていきます。タイルを1枚ずつめくり、うまく道や要塞を作っていくことで、その要塞や道を作ったプレイヤーが得点をもらえます。この得点が一番多いプレイヤーが勝者です。
一見すると運要素の強いゲームに見られがちですが、道や要塞のタイルの枚数は決まっています。それらをあらかじめ把握しておくと、戦略性の高いゲームに進化します。遊べば遊ぶほど理解が深まり、だんだんと乗っ取りなどの技も覚えていくので、かなり奥が深いゲームです。
1位 カタンの開拓者たち
プレイ人数:2 ~ 4人(拡張セット使用で最大6人)
プレイ時間:60分~90分
ボードゲームの王様と言っても過言ではない、超名作ボードゲームです。1995年にドイツで登場し、世界で20カ国以上に翻訳され、拡張セットも豊富に販売されています。
ゲームはカタン島と呼ばれる島を舞台に繰り広げられます。プレイヤーはそこでサイコロを使って土地の資源を獲得していきます。その資源を使って、開拓地や道、都市などを建設していき、決められた得点を一番最初に集めたプレイヤーが勝利です。
このゲームの面白いところは何と言っても交渉にあります。このゲームでは、獲得した資源をプレイヤー同士自由に交換することができます。枚数の制限もないので、条件次第では2枚と1枚の交換もありえます。自分が欲しい資源や相手の欲しがっている資源を見極める事が重要です。
はじめはスタンダード版と呼ばれるものが基本となります。気に入ったら、スタンダード版をベースに拡張パックで遊ぶ幅を増やしたり、さらなる独立作品を買ってみるのもよいでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。どれも愛されているボードゲーム達ですので、面白いこと間違いなしだと思います。長く愛されているゲームが多いので、拡張セットを販売しているものが多いですが、まずは基本セットを買ってみてください。もしも初めてボードゲームを買おうと思っている方でこの記事が参考となれば嬉しい限りです。