ルールは非常に簡単ですが、つい何度でも遊びたくなってしまいたくなるような、手軽なゲーム、「犯人は踊る」のレビューをしていきたいと思います。
まさに犯人が踊るように犯人が移動していくゲームです。イラストが可愛らしいのも魅力的です。
基本情報
プレイ人数:3~8人
プレイ時間:約20分以内
対象年齢:8歳以上
ゲームデザイン:鍋野ぺす
イラスト:鍋野たま
「犯人は踊る」はどんなゲーム?
「犯人は踊る」はカードゲームで、ババ抜きに近いゲームです。
ある日、事件が起きました。犯人はこの場所に集まったこの中にいます。
配られたカードを駆使して、探偵が犯人を突き止める事がゲームの目的です。逆に犯人は、他の人に見つからないように逃げ切ることが目的となります。
ゲーム進行について
ゲームの準備
まず最初にプレイヤー人数に合わせた規定の枚数を準備し、シャッフルします。
シャッフルした後は、裏向きにして1人4枚のカードを配布します。
ゲームの進行
ゲームは「第一発見者」というカードを手に持っている人からスタートします。
「第一発見者」カードを持っている人は、「第一発見者」カードを場に出します。
その後は時計回りに順番が回ります。
自分の手番が来たら、手札の中からカードを1枚選び、場に出します。
次に場に出したカードのアクションを行います。
アクションの内容はカードの下の部分に記載されています。
アクションを実行し終わったら、次の人の手番となります。
これを繰り返して、ゲームは進行します。
ゲームの勝敗
ゲームの勝敗は大きく分けて2つのパターンがあります。
犯人が見つかる場合
犯人が見つかるパターンは2つあります。
①「探偵」カードで犯人を当てる
犯人が見つかると「犯人」カードを所持していたプレイヤーの負けとなります。
犯人を見つけるには「探偵」カードを使用しなければなりません。
「探偵」カードは手札が3枚以下の時にだけ使用できます。
「探偵」カードを出したプレイヤーは「犯人」カードを持っているプレイヤーを予想して、指名します。見事探偵の予想が当たっていて、指名されたプレイヤーが「犯人」カードを所持していたら探偵の勝利です。この場合は犯人カードを所持していたプレイヤーの1人負けとなります。
②「いぬ」カードで犯人カードを捨てさせる
「いぬ」カードというカードがあります。
「いぬ」カードは場に出すと、他のプレイヤーを1人指名し、手札を1枚捨てさせます。その後に「いぬ」カードを指名したプレイヤーの手札に加えます。
この時に、捨てられたカードが「犯人」カードだった場合、「いぬ」カードを使用したプレイヤーが勝利します。
犯人が勝つ場合とその他
①「犯人」カードを出す
「犯人」カードは手札が1枚、つまり、全てのカードを出し終えた後でないと場に出せません。最後の1枚である「犯人」カードを場に出したら、犯人が逃げ切ったということで、「犯人」カードを場に出したプレイヤーの勝利となります。
②「たくらみ」カードを出して犯人と共に勝つ
「たくらみ」カードのアクションは、犯人が勝つと、自動的に「たくらみ」カードを出したプレイヤーも勝利できます。犯人の1人勝ちに乗っかり、自分も勝つことができます。
感想:ワイワイ楽しめるゲーム
このゲームはルールが簡単で、プレイ時間も長くはかからないのですが、思わず何度もやりたくなってしまうようなゲームとなっています。
運悪く犯人が一発で当たってしまうことや、「犯人」カードを渡された後に、いきなり「探偵」カードを使用されるなど、理不尽すぎることもしばしばあります。
しかし、それが以外で爆笑を引き起こしたりすることが多いので、負けると「もう一回!」とつい言ってしまいたくなります。
8人まで遊べるので、大人数でワイワイしたい時にはうってつけのゲームだと思います。
最新版では、新しいアクションカードも追加されおり、グレードアップしています。
まとめ
「犯人は踊る」は簡単で手軽なゲームですが、つい何度もやりたくなるような、中毒性の強いゲームだと思います。イラストが馴染みやすく、ゆるい感じなところもいいところだなぁと思いました。ゲームタイトルも魅力的です。