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おばけを動かす将棋のようなボードゲーム「ガイスター」レビュー

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おばけを動かして相手のおばけをうばったり、自分のおばけを出口へと導くボードゲームです。将棋のような感覚ですが、心理戦となるような様々な工夫が凝らされている。そのようなボードゲームです。

基本情報

プレイ人数:2人

プレイ時間:約10分~20分

対象年齢:8歳以上

ゲームデザイナー:アレックス:ランドルフ

ガイスターはどんなゲーム?

ガイスターは将棋やチェスの感覚で、心理戦要素を入れ込んだゲームです。取ってはいけないコマや、自分の陣地に進まれると負けとなるコマがあり、それがどれなのかお互い分からないようになっています。

ゲームの流れ

 ゲームの準備

各プレイヤーは赤いマーカーがついたオバケコマと(悪いオバケ)と青いマーカーがついたオバケコマ(良いオバケ)を4個ずつ持ち、計8個持ちます。

そしてゲームボードに受け取った8個のオバケコマを手前の8マス(横4マス、縦2マス)に好きなように置きます。この時に、赤と青のマーカーが相手に見えないように設置します。

 ゲームの進行

最初の手番をジャンケンなどで決め、その後は交互に手番を行います。

手番プレイヤーは自分のオバケコマを1個選び、上下左右のマスのどれかに1マス分動かします。(斜めのマスには動かせないので注意してください)また、すでに自分の他のオバケコマが移動先にあるようでしたら、そこには移動することはできません。

もし、自分のオバケコマの移動先に相手のオバケコマがあったら、移動後に相手のオバケコマをゲームボードから取り除きます。

この時、取り除いたオバケコマが、良いオバケコマ(青いマーカー)か悪いオバケコマ(赤いマーカー)か見る事ができます。

取り除いたオバケコマは将棋のように、自分で再利用することはできません。

 ゲームの勝敗

ゲームは以下の3つの条件のうち、1つも満たせば勝利となります。

①相手の良いオバケコマ(青いマーカーのついたコマ)を4個ともゲームボードから取り除く。

②自分の悪いオバケコマ(赤いマーカーのついたコマ)を相手に取り除かせる。

③自分の良いオバケコマを自分から見て、ゲームボードの最終列にある左右にある矢印が描かれているマスから、ゲームボードから外に出す。(矢印のマスに入っただけでは勝利とはなりません。)

また、自分の悪いオバケコマを矢印マスから、ゲームボードの外にだすことはできません。

 感想:シンプルだが、つい考え込んでしまう心理ゲーム

このゲームは2人のみで遊べるボードゲームですが、非常によくできているゲームです。

ただ、相手のコマを取っていくだけでは、相手の悪いオバケコマを取らされて、負けてしまいます。もし、相手の悪いオバケコマを3個取ってしまうと、次の悪いオバケコマを取ったら負けとなってしまいます。

こうなると、うかつに相手のコマを取る事ができないので、とても緊迫した状態となります。

相手に悪いオバケコマを取らせるのもよし、相手の良いオバケコマを全て取り除くのもよし、自分の良いオバケコマを矢印に向かわせるのもよしです。

相手にうまく自分の前進させているオバケコマを悪いコマだと思わせたり、自分の良いコマをうまく矢印マスに向かわせたりなどと、高度な心理戦となるところが面白いです。

慣れてくると最初のオバケコマの配置で頭を悩ませたりと、つい長時間考えてしまうようなボードゲームです。

まとめ

ガイスターは将棋やチェスに似ているボードゲームですが、心理戦となる工夫が凝らされていて、とても熱中するゲームです。

相手にうまく悪いオバケコマを取らせたり、自分の良いオバケコマをこっそりと矢印に向かわせるのがミソですが、実際にやるととても難しいです。

相手のオバケコマをたくさん取るというのも手ですが、悪いオバケコマを多くとってしまうと、それだけで自分の不利になってしまいます。

遊んでみると終始悩ましいところがでてきて、とても面白いです。

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