日常で「はぁ」っていう機会って少なくないですよね。
しかし、その意味は怒っていたり、とぼけていたりと様々なものがあると思います。
「はぁって言うゲーム」は、同じ台詞を各プレイヤーが与えられ、それぞれが意味の違う演技をしなくてはなりません。そして、その演技はなんだったのかを、他のプレイヤーは予測します。
身振りや手振りは禁止です。あくまで声と表情だけで演じてください。
基本情報
プレイ人数:3人〜8人
プレイ時間:約15分
対象年齢:8歳以上
ゲームデザイン:米光一成
「はぁって言うゲーム」はどんなゲーム?
「はぁって言うゲーム」は、誰でも簡単に遊べるパーティ系コミュニケーションゲームです。
頭を使って戦略を考える、プレイヤー同士の心理戦とかではなく、勝ち負けよりも皆でワイワイするため用のボードゲームと言っていいでしょう。
ルールも非常に簡単なので、初めての人でもすぐに遊べます。
とにかく皆でワイワイ遊びたいという方には、うってつけのボードゲームです。
ゲームの遊び方
ゲームの準備
- 各プレイヤーに色ごとの「投票チップ」全8枚と、「投票用カード」1枚を配布する。
- お題カードの中から1枚を選び、テーブルの中央に全員が見えるように設置する。
- 「A〜H」と記載されているアクトカードを全てシャッフルし、裏向きのまま各プレイヤーに1枚ずつ配布する。
- 各プレイヤーは、自分に配布されたアクトカードを他のプレイヤーに見えないように確認する。その後、裏向きのままアクトカードを放置していく。
- 適当な方法でスタートプレイヤーを決める。(公式では、一番最近「はぁ」と言ったプレイヤーがスタートプレイヤーになります笑)
以上でゲームの準備は終了です。
ゲームの進行
スタートプレイヤーとなったプレイヤーから時計回り順に演技をしていきます。演ずるお題は、お題カードに「A〜H」に記載されています。
プレイヤーは自分に配られたアクトカードに記載されていて、アルファベットに対応する演技を行ってください。
*演技について
このゲームでの演技は、「声と表情のみ」で行ってください。(例外として、お題カードの「振り向いて」というカードがありますが、これは振り向きと表情のみで演じてください。)
身振りや手振りなどは、一切禁止なので注意してくださいね。
演技終了後
演技が終了したら、他のプレイヤーはお題カード「A〜H」のどのお題を演技していたのかを推測して投票します。投票のやり方は以下の通りです。
投票用カードに自分が推測した演技のアルファベットの投票チップを裏向きで置いてください。この時、「No1〜8」までの「No」が振り分けられていますが、これはスタートプレイヤーが「No1」という意味であり、それ以降は時計回り順に「No2」、「No3」と割り振られていきます。
例:スタートプレイヤーからみて左隣の人(「No2」となる)の演技が終了しました。あなたは、「No2」のプレヤーの演技はお題カードの「C」の演技だと推測し、自分の投票用カードの「No2」の欄に、「C」の投票チップを裏向きのまま置きました。
全員の投票が終了したら、次のプレイヤーが演技をする番です。
以上の流れを全プレイヤーの演技と投票が終了するまで行ってください。
ゲームの終了
全プレイヤーの演技と投票が終了したら、答え合わせに入ります。
演技したプレイヤー以外の人全員が投票チップを表にして、最後に演技した人が正解を発表してください。(この方が盛り上がります)
正解したプレイヤーは、1点の得点チップをもらいます。演技したプレイヤーは、正解した人数×1の得点チップを受け取ってください。
以上の流れで、全プレイヤーの答え合わせを行いましょう。
その後は、自分の獲得した得点チップの数字を合計してください。この時点で最も多くの得点を獲得したプレイヤーが勝者となります。最多得点が複数いたら、その全員が勝者です。
感想:めちゃくちゃ簡単ながらも盛り上がれるパーティ系コミュニケーションゲーム!
「はぁって言うゲーム」は、勝ち負けよりもパーティやイベントで催されるようなボードゲームでした。実際に遊んでみると、ちょっとしたアイデアがちゃんと楽しいゲームになっている感じのゲームです。
このゲームの面白いところは、はやり演技をしている時でしょう。お題によっては、大爆笑になること間違いなしです。「好き」って言う時とか「表情」だけで演技しなきゃいけないカードは間違いなく笑いを誘います。
しかし、個人的に一つ留意してほしい点があります。それは、このゲームの向き不向きは、遊ぶメンバーによるというところです。
まず演技がそれなりにノリよくできない人だと、このゲームは苦痛に感じてしまうことでしょう。また、遊ぶメンバーがどんな人かというところも重要です。遊ぶ時はメンバーの性格なども考慮しといた方が良いな、と個人的には思います。
とは言っても、ゲームの切り口としては非常に面白いですし、「はぁって言うゲーム」というまんまのタイトルも個人的には気に入っています。このタイトルだと、初めて見た時「何このゲーム?」って思うこと間違いなしですもんね。
以上のことから、仲の良い友達や家族とワイワイ遊ぶにはうってつけな、ボードゲームではないかなと思います。
まとめ
「はぁっと言うゲーム」は、友達や家族と気軽にワイワイ遊べるパーティゲームでした。
演技が恥ずかしくて無理!という人以外で、ノリの良い人ならとても面白いパーティゲームなのではないかと思います。
値段もプレイ時間も非常に手軽なので、ぜひ隙間時間にでも皆で遊んでみてください。友達や家族の以外な一面が見れるかもしれませんよ。