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【初心者向け】勝てない人必見。「カルカソンヌ」を攻略するコツや戦術

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「カルカソンヌ」はボードゲーム界の中でも非常に人気の高いボードゲームです。2000年に発表されたにもかかわらず、現在でも選手権大会があるほど世界中で遊ばれています。

そんな「カルカソンヌ」ですが、友達と遊ぶとなかなか勝てない!という初心者の方も多いのではないでしょうか。いくら「カルカソンヌ」が楽しくても、ずっと負けっぱなしだとさすがに悔しいですよね。

そこでこの記事では、初心者脱出のための「カルカソンヌ」に勝つコツをご紹介します。

「カルカソンヌ」で覚えたらすぐに実践で活用できる戦術

まずは、実践ですぐに使える戦術をご紹介します。

初めの頃はピンとこない方もいるかもしれませんが、ゲームに慣れている人がよく活用されており、非常に活用しやすい戦術です。ぜひ活用してみてください。

相乗り

「相乗り」は相手が作っている途中の都市に自分引いた都市タイルを繋げて、相手のコマと同じ数だけ自分のコマを置き、相手と同じ得点を稼ぐ方法です。都市の形成時によく使用されています。

都市で得点を得るためには、都市にコマを人より多く置くことが必須です。最低でも相手と同数のコマを設置していれば、コマを都市に設置している両者に得点が入ります。

「相乗り」はこの設置しているコマの個数が同じだと、同時に得点が入るというルールを利用したものです。

「相乗り」は自分が思ったように得点を稼げていない時に、うまく土地を形成しているプレイヤーに活用してみましょう。うまくいけば他のプレイヤーの労力を借りて、通常よりも手数が少ない状態で多くの得点を稼ぐことができます。

しかし、手持ちのコマを普通より多く消費することになり、コマを回収することが難しいです。相乗りをする場合、手持ちのコマには注意する必要があるでしょう。

また、相手より多くのコマを置かれると、得点を得るためには自分も相手より多くコマを置く必要があります。下手をするとコマの消耗戦となるので、やはり手持ちのコマには要注意することが不可欠です。

「相乗り」のまとめ

「相乗り」のメリット

・相手の労力を利用して得点を稼ぐことができる

・自分がうまく得点を稼げない時に有効

「相乗り」のデメリット

・手持ちのコマの回収が見込めない場合がある。

・コマの置き合いになり、コマが消耗する場合がある。下手したらコマ数で負けて得点を総取りされる可能性もあり。

阻止と防御

「阻止」は相手が形成しているモニュメントのタイルを繋がらせないように、妨害するタイルを設置することです。そうすることで、相手の都市と道と修道院の拡大を防ぎ相手の得点を拡大を阻止します。

例えば相手が順調に拡大している都市があり、タイルの絵柄的にも容易に繋がりそうなモニュメントに有効です。道を繋がなくてはならないようなタイルを近辺に配置することで、タイルの絵柄を容易に繋がらないようにします。

自分の得点にはほとんど繋がりませんが、阻止する相手がトップを独走しているような状態なら有効な手段となるでしょう。「相乗り」と合わせて検討するのもよいでしょう。しかし、基本的には自分の得点にはならないため、自分の労力が得点に繋がらないのがデメリットです。

ここでさらに見方を逆転させてみましょう。

自分が妨害されたら困る場所に、自分が先に当たり障りのないタイルを置けば、それは相手からの「防御」にもなります。「阻止」は「防御」にも繋がるのです。

「阻止」と「防御」のまとめ

「阻止」と「防御」のメリット

・相手の得点獲得の妨害をすることができる

・トップの独走を妨害することが可能

・自分の揃えているタイルへの防御にもなる

「阻止」と「防御」のデメリット

・自分の得点にはあまり繋がらない

草原で得点を稼ぐ

4人くらいで遊んでいると、修道院も都市のタイルもあまり引くことがない場合があります。

この場合ですと、修道院などのタイルを引いたプレイヤーよりも非常に不利になることは言うまでもありません。

そこで修道院も都市のタイルを引く機会に恵まれなかったプレイヤーは、草原を中心に狙っていきましょう。

修道院や都市を引いたプレイヤーの多くは、修道院や都市に自分のコマを設置することが多いです。その分修道院や都市を引けなかったプレイヤーは、手持ちのコマが余っているはずなので、これを草原に割り当てていきます。

当然闇雲に草原に置いていくわけでなく、なるべく巨大になりそうなところを中心に置いていきます。草原はコマを置けるところが多い故に、競争になりにくいです。

最後の頼みの綱のように感じますが、道で得点を稼ぐのは現実的ではありません。(道は獲得できる得点が低いため)

残された手段は草原が一番現実的です。よって、修道院や都市に恵まれないプレイヤーは、相手による「相乗り」や「阻止」に注意して、草原での得点獲得を目指しましょう。

全体の戦略について

ここではカルカソンヌ全体の戦略について、攻略のご紹介をします。一見運の要素が強いゲームに思われがちなカルカソンヌですが、全体の戦略を考えておくと必ず勝率があがるはずです。ぜひ、ご参考にしてみてください。

コマの配分と回収率について

「カルカソンヌ」では、コマを何に配置するかを決めることは非常に重要です。

自分の手持ちのコマは限りがあります。当然ですが、あれもこれもにコマを置くことはできません。そこで、重要になるのはどのモニュメントにコマを配分していくかです。

コマの配分は、引かれたタイルの傾向によって考えていく必要があります。

特に修道院は高得点に結びつきやすい強力なタイルです。仮に修道院を引いた場合に、自分の手元のコマが1個もないと非常に痛いことになります。このような事態を避けるためにも、闇雲に手元のコマを設置するのは得策ではありません。ゲーム終了間近で手持ちコマをゼロにしておくのは、チャンスを逃しやすくリスクが高いです。

場に出ているタイルの枚数をよく把握して、「相乗り」や「阻止」あるいは「草原」にコマを使用していくかをよく考えましょう。特に「相乗り」をする場合は、コマが多く必要になるので注意です。

他にもコマの回収率を意識しておくと、うまくゲームを進行させることができます。コマの回収率とは、どれだけ配置したコマを自分の手元に戻せるかです。

例えば、2枚セットの都市などは作るのは簡単ですが得点は少ないですよね。しかし、コマの回収率は非常に高いので、その分無理せずに、様々なモニュメントにコマを設置することができます。大きい点数を狙わずに、小さく稼いでいくのならコマの回収率は非常に重要です。

コマの回収率が高いと、幅広く戦略を取ることができるようになるので、柔軟にゲームを進めていくことができます。

「カルカソンヌ」で「すぐコマがなくなってしまう」という方は、コマの配分と回収率を意識してみるのがオススメです。

得点を稼ぐ方向性

「カルカソンヌ」では引いたタイルの種類によって、得点を稼ぐ方向性を決めていかなければなりません。コマの配分にも似たようなことがありますが、ゲームが進行するにつれて自分の得点源を、ゲーム終盤に向けてしっかりと強化しておく必要があります。

「カルカソンヌ」における得点の稼ぎ方は、ざっくり分けてしまうと「小さく早く得点を稼いでいく方法」と「大きくじっくり稼いでいく方法」の2つです。

「小さく早く得点を稼いでいく方法」は、上記にも記載したように都市のタイル2枚分など、すぐにコマを回収して、細かく多く稼いでいく方法。これは、序盤では有利に進められますが、後半に得点が伸びてこない恐れがあります。しかし、コマの回収率は高いので、後半戦略を変化させていくことも十分に可能なはずです。

「大きくじっくり稼いでいく方法」は、土地のタイルを引かなかった場合に適しています。最後に得点計算を行う草原を育てたり、「相乗り」などで狙って得点を稼いでいく方法です。引くタ最初はあまり得点は稼げませんが、うまくいけば最後に莫大な得点を稼ぎ大逆転できる可能性があります。

上記のような戦略の方向性をタイミングを検討し、引いたタイルの種類を頭に入れた上で考えていきましょう。

もちろん、「カルカソンヌ」は引いたタイルや相手の対応でいかようにも変化していきます。必ず勝てるといった方法はないので、戦略の方向性はゲームをこなしていくことでしか洗練されていきません。ぜひ自分の勝ち方を探求してみてください。

「カルカソンヌ」で絶対的に有利になる方法

「カルカソンヌ」で絶対に有利になる方法が1つだけあります。

それは「タイルの内訳を全て覚えること」です。

「カルカソンヌ」で使用されるタイルの内訳は全て規定の枚数で決められています。これらを全て覚えていれば、上記であげた戦術の「阻止」を確実に実行することが可能です。「相乗り」の成功率も格段に上がるでしょう。

もちろん有利な点は「阻止」や「相乗り」だけはありません。修道院の枚数や都市の形の枚数も的確に把握しているので、終盤になると的確に未完成になる都市などがわかります。タイルの内訳を全て覚えていると、そのような事態になる前に手を打つことができるので、戦略が明確に頭に思い描けるようになるでしょう。

「タイルの内訳を全て覚えること」このゲームで確実に有利になる方法です。おそらくですが、大会に出場するような方は全員タイルの内訳を全て覚えているでしょう。少し大変なことですが、覚えていない人に比べれば確実にゲームを有利に進められます。余裕がありましたら、ぜひタイルの内訳を覚えてみてください。

まとめ

「カルカソンヌ」は簡単に勝率を上げる戦術がありますが、上級者同士のゲームになるとタイルを全部覚えた状態でも高度な頭脳ゲームになります。運要素も少なくありませんが、戦略性も非常に高いです。

まずは、自分のできそうなやり方から導入していき、遊んでみては如何でしょうか。せっかく「カルカソンヌ」で遊ぶのですから、少しでも勝率をあげてゲームを楽しんでくださいね。

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