「ラミィキューブ」は1930年代のイスラエルで発表された歴史の長いボードゲームです。3年に1回、世界大会開かれているほどのボードゲームですので、世界中で多くの人がプレイしています。
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しかし、「ラミィキューブ」はかなり頭を使うゲームです。うまくいかずにゲームに中々勝てないという方もいるのではないでしょうか。
この記事では中々ゲームに勝てない方のために「ラミィキューブ」で勝率を上げるための戦略とコツをご紹介します。
まずは経験を積んでいくことがなによりも大事
コツや戦略も大事ですが、「ラミィキューブ」においては何よりも経験が大事です。元も子もないかもしれないかもしれませんが、「ラミィキューブ」において経験は、基礎体力のようなもので勝つためにはなによりも必要になります。
「ラミィキューブ」で重要になるのは、「アレンジ」です。
「アレンジ」とは麻雀のように「同じ色で数字の連番(ラン)」か「違う色で同じ数字(グループ)」を手元の札と、相手が出した札を組み合わせて作っていくことです。
この「アレンジ」がうまくできるかが、「ラミィキューブ」での勝ち負けに直結します。
「アレンジ」は相手の札と全プレイヤーが出す共通の場の札を組み合わせて行うので、自分の札だけを見ていても駄目です。自分の札を含め、全体を俯瞰して頭をめぐらせる必要があります。
「アレンジ」のパターンはたくさんあるので、全部を覚えて当てはめていくのは現実的ではありません。パズルのようなものなので何度もプレイして、頭で慣れていきましょう。
本当にアレンジは「ラミィキューブ」において基礎体力のようなものなので、ひたすらやってパターンを頭に染み込ませましょう。
勝率を上げるための戦略とコツ
しかし「ラミィキューブ」は、アレンジという基礎体力で勝敗がすべて決するわけではありません。それではどこで勝敗が分かれていくのか。それを紹介していきます。
札を一気に出すタイミング
札は役が完成していれば、自分の番で何組でも場に出すことが可能です。札はまとめて一気に出すことや、細かく出すこともできます。
最初の手札だけでは当然ですが上がることは不可能です。山札にある札をもっと多く引く必要があります。これはすべてのプレイヤーが必要になることです。ただ札を引いて1組ずつ出していても、うまくいく可能性は低いです。どこかで一気に札を出す必要がでてきます。
気をつけることは、場に出した札は相手にとってはアレンジの材料となるため、相手に有利な状態を作り出してしまう可能性があることです。そのため、札を一気に出すタイミングはよく考えなくてはなりません。
よくある戦略では、序盤は最初はあまり札を場に出さずに、ある程度役が揃ったら一気に出していく。その後は手元の札と相談しながらちょっとずつ札を出していく戦略です。これなら最初にあまり手の内を晒さずに、終盤は少ない札であがりを目指すことができます。
これは、かなりラミィキューブではよく使われる戦略ですので、初心者はぜひ試してみてください。
無論、上記の戦略がすべてではありません。例えば、あまり序盤で手元に札をストックしすぎていると、他の誰かがゲームを上がったときに大きな損失となってしまいます。相手プレイヤーが出してくる札の種類やタイミングを見ながら、よく考えて札を溜めたり、場に出す必要があります。
アレンジで重要視すべきコツ
アレンジでは「ラン」と「ジョーカー」が非常に便利です。
このあたりをよく考えてアレンジをすると、勝率があがると思います。
「ラン」は同じアレンジの「グループ」よりたくさんの札を出す事ができます。なぜなら、札の色は全部で4色しかないからです。グループは4枚までですが、ランは13枚まで出す事が可能です。
自分に「ラン」の役があれば、ストックしておいた方が得なことが多いです。その理由は、「ラン」は相手にとっても便利なので、場に出したらおおいに利用される場合があります。これは相手を有利にしてしまう危険性も含んでいます。
しかし、自分が手元にストックしておけば、相手に利用されることはないです。しかも「ラン」の枚数が多ければ多いほど相手につけいる隙を与えません。「ラン」のストックはかなりゲームを有利に進められる可能性を持っています。
「ラン」が自分の手元に揃ったら闇雲に出すのは考えたほうがよいでしょう。
ジョーカーの使い方
ジョーカーはどんな色や数字にも変化できるワイルドカード的な札です。
このジョーカーが場に登場すると、アレンジの幅が一気に広くなります。
「グループ」で揃わない色の変わりにしたり、「ラン」を分割するための穴埋めとして使用したりなどジョーカーの使い方は様々です。
そのため、ジョーカーが場に出たときはいつもよりも頭を働かせなければなりません。
ジョーカーは序盤は手元にストックしておいても問題はないかもしれませんが、終盤で他のプレイヤーに上がられてたときにジョーカーを持っていると大きなマイナスとなってしまいます。中盤以降はジョーカーをストックすることにはそこまでメリットがないと感じました。
ジョーカーは一度場に登場したら、ニ度と手元には戻らずに場に残り続けます。
常に場にあるジョーカーをうまく使っていくことが終盤において、勝敗の分け目となるポイントの1つになるかと思います。しかし、ジョーカーを含んだアレンジをうまくやるには経験がものをいってきます。何度もアレンジを繰り返して、慣れていきましょう。
まとめ
「ラミィキューブ」では大前提として、アレンジの経験がものをいうゲームとなります。まずは、他のプレイヤーと一緒に遊んでアレンジにどんどん慣れていくのが勝つための一番の近道です。戦略的には札を出していくタイミングとか、減点を減らすコツなどがありますが、上級者向けなところが多いので、初心者はまず何度も遊んでアレンジに慣れていく事が大事です。