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子供も大人も楽しめて、頭の体操にもなるボードゲーム「おばけキャッチ」レビュー!

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ある幽霊屋敷の地下室で、あなたは呪われたカメラを見つけました。呪われたカメラで撮影されたモノは、時々本来とは間違った色で、カメラは写真を写してしまいます。

あなたは目の前にある写真が本当に正しい色かどうか見分けなくてはいけません。他の人よりも早く見極め、ゲームの勝者となりましょう。

基本情報

プレイ人数:2人〜8人

プレイ時間:約20分〜30分

対象年齢:8歳以上

ゲームデザイナー:ジャック・ゼメ

「おばけキャッチ」はどんなゲーム?

「おばけキャッチ」は冒頭で説明したような怖いゲームではありません。反射神経が重要となる、子供でも楽しく遊ぶことができるゲームです。

カードに描かれた絵に対応する正しいコマを、相手よりも早く掴みましょう。反射神経が大事ですが、頭の体操にもなるちょっと変わったボードゲームです。

非常に簡単なルールなので、小さなお子さんがいる方にはおすすめです。ぜひ「おばけキャッチ」を遊んでみて下さい。

ゲームの遊び方

ゲームの準備

  • ゲームの内容に入っている5個のコマを中央に丸く並べます。
  • 写真カードはよくシャッフルし、裏向きにして山札にします。
  • じゃんけんなどの適当な方法で、スタートプレイヤーを決めます。

以上でゲームの準備は終了です。

ゲームの流れ

「おばけキャッチ」のルールはとても簡単で、ゲームの流れは以下の通りになります。

  • 写真カードの山札の一番上のカードを引き、全プレイヤーが見えるように素早く引いたカードを表向きにする。
  • 全プレイヤーは、出されたカードに対応するコマを誰よりも早く掴むことを目指す。
  • 対応するコマを一番早く掴んだプレイヤーは、その時出されたカードを受け取ります。そして、そのカードを自分の手元に置いておきましょう。

以上の流れを山札のカードが尽きるまで続けます。

コマの掴み方

「おばけキャッチ」の基本は、誰よりも写真カードに対応したコマを掴むことです。ここでは写真に対応するコマの見分け方について解説します。

正しい色で写っているモノがある場合

写真カードに描かれているモノの中で、どれか1つが実際のコマの色と同じ色で写っている場合は、そのコマを掴みます。

                

例:上の画像の左の画像が引かれたカードなら、「緑のビン」のコマを掴みます。「赤いネズミ」はコマにはありませんので、もし「灰色のネズミ」のコマを取ってしまったら失敗です。
上の画像の右側のカードが引かれたなら、「青い本」のコマを掴みましょう。「白いビン」は実際のコマにはないので、もし「緑のビン」を取ってしまった場合は、失敗です。

正しい色で写っているモノがない場合

もし、写真カードに描かれているモノの中で、正しい色が写っていない場合は、色も種類も写真カードに写っていないものを選びましょう。

     

例:上の画像の左側の写真カードが場に出された場合、「赤の幽霊」と「灰色のビン」は両方実際のコマにはありません。この場合、「赤色」と「灰色」、「幽霊」と「ビン」が取ってはいけないコマになります。つまり、実際のコマでは「青い本」を取るのが正解になるのです。

上の右の画像でおさらいすると、「赤い本」と「緑のねずみ」はどれも実際のコマには存在しません。よってこの場合は、「白いおばけ」のコマを掴むことが正解になります。他のコマは色も種類、いずれかが写っているので、それらのコマを取ってしまった場合は、失敗です。

*どの写真カードも正解となるコマは、1種類のみとなります。よって、一番最初にコマを掴んだプレイヤー以外は何も得ることはできません。もし、間違ったコマを誤って掴んでしまった場合、そのプレイヤーは自分の手元にある獲得した写真カードを1枚を、正解を掴んだプレイヤーに渡すことになります。

ゲームの終了

全ての写真カードが使われたら、ゲームは終了です。

一番多くの写真カードを手に入れたプレイヤーが勝者になります。

バリエーションルールについて(上級者向け)

「おばけキャッチ」にはバリエーションルールが存在します。基本ルールに飽きたらバリエーションルールを導入して、遊んでみて下さい。基本的には基本ルールと進行は変わりません。ルールが違う点はコマの掴み方であり、以下の2点になります。

・写真カードに何色であっても「本」が写っている場合

写真カードに何色でも「本」が写っている場合は、正解であるコマの名前を宣言します。

例:上の画像で左の画像の場合は、本があり、尚且つ正解のコマが「緑のビン」なので、最初に「ビン」と宣言したプレイヤーの勝利です。

・写真カードに「本」が写っていない場合

写真カードに「本」が写っていない場合は、正解であるコマを”掴んだ”プレイヤーの勝利となります。

例:上の画像の場合、「本」も「対応したコマ」もないので、「青い本」のコマを掴んだプレイヤーが勝者です。

このバリエーションルールを導入すると、基本ルールよりも複雑さが増します。ゲームに慣れたらぜひ、導入してみてください。また、このバリエーションルールだけでなく、自分たちでオリジナルのルールを考えて、導入してみるのも面白いかもしれませんね。

感想:大人から子供まで十分に楽しめる!新感覚のボードゲーム

「おばけキャッチ」は反射神経が重要となる、ボードゲームの中では珍しいゲームジャンルです。わかりやすいルール故に子供向けかと思われますが、実際に遊んでみると、大人でも熱中してしまいます。加えて、頭の体操にも良いので大人も子供も十分に楽しめるゲームです。

「おばけキャッチ」は、反射神経を競えばいいだけでなく、しっかりと頭の中で素早く正解のコマを判断しなければなりません。「大人と一緒に遊んだら、子供では勝てないのでは?」と、心配すつ方がいらっしゃると思いますが、実際に遊んでみると大人と子供が競っても、子供が勝つケースは十分にあります。むしろ、子供の方が頭の回転がはやかったりするかもしれません。

一つ懸念していたのは、ルール的にゲームに飽きやすいかなと思いましたが、それもバリエーションルールのおかげで払拭されています。バリエーションルールはより判断を複雑化させ、頭が混乱してしまうルールです。ゲームの難易度自体も上がりますが、面白さもテンションも上がります。

また、実際に遊んでて思ったことが、バリエーションルール以外でも自分たちでルールを作り出すことも可能なのではないかという点です。コマの掴み方を変えてみてもいいですし、お手つきをしたら2枚捨てる、みたいなルールもありだと思います。

自分たちでルールを考えるのは、子供にとっても良い知的教育にもなりますよね。簡単なルールだからこそ、できることだと思います。そのような面で見ても、「おばけキャッチ」の遊び方は、思っていたよりも広いのではないでしょうか。

「おばけキャッチ」は、友達と遊ぶのもいいですが絵柄と手軽さを含めると、ファミリーゲームに非常に適したゲームなのではないかと思います。絵柄とルールの簡単さを考えると、小さな子どもがいる家庭には、もってこいのゲームです。さらには、頭も使うゲームのため、子供の知的教育にも良いのではないでしょうか。無論、大人も頭の体操として楽しめますので、本当に全世代で楽しめるゲームだと思います。

まとめ

「おばけキャッチ」は、子供も大人も楽しむことができるゲームでした。反射神経も大事ですが、頭の体操にもなるので知的教育にも良いゲームです。

デザイン的にも子供が馴染みやすく、コンパクトなサイズであることも魅力ですね。バリエーションルールを含めて、遊び方の幅が広いです。お子さんがいる方で、ボードゲームで遊んでみたいという方はぜひ「おばけキャッチ」で遊んでみてはいかがでしょうか。

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